敗北者のブログ

長年生きて来たぢぢぃの独り言

この頃のついった




この店員さん、ちょっと面白い接客をするな、なんて、思って微笑んで、早速帰ったら教えて上げようと、ふと考えたら、そうか、そう言えば、もう居ないんだと笑顔が崩れて泣きそうになった。

大切で幸せな時間を無駄に過ごして、失って、誰も待ってはいない部屋に帰る夜道は暗くて余りにも静かだ






ガシガシ腰動かしてくるから、気持ち良くなっちゃってドックンドックンと出し始めてたのに、ひょいと腰を引いて抜いちゃって、ビュービューとおしっこ引っ掛けるのってさ、おちんちんに凄く失礼だと思うんだけど、

その後を続けられないおちんちんも情けなくは思ってます。






久し振りに再会した元カノには、投げ掛けた言葉も届いていなかったし、語り掛けて来る気持ちも感じとれなかった。

今、目の前にいる女性の姿形はあの頃のままの彼女なのに、何一つ通じ合えなくなってしまう別れと言う区切りの残酷さを痛いほど味わったし、

他人として過ごしていた時間は、二人の間に砂漠を作り上げ互いの存在を蜃気楼に置き去りにする様な怖さを感じた。






無感情では相対せないから、

言葉があって、表情があるんだ。

相手に対して心が震えてしまうなら

お互いの思い遣りの色彩を

ちょっと

暖色系に塗り替えてみたらいい。

きっと簡単にできるはずなんだ。

だって、人間だもの。






力なく

俺の背中にしがみ着いて来た彼女は、

今まで一度も聞いた事のない

震えた小さな声で俺の名前を呼んだ


そんな気配に振り返り

彼女の声を探し求めたけれど

背中に感じた彼女の願いは

あの日あの時と同じ月夜に

彼女が俺に遺した

この世の無念だったのだろうか






俺が失うものの中に

淋しさや苦しさの他に

こんなにも長い

虚無の時間があるなんて

幾冊のカレンダーに

虚ろな眼差しを投げながら

忘れ得ない記念日を

数えたのだろうか

君はもうとっくに

歩き出しているのに

残された者は

破いた紙屑と秒針に

震えているんだ






バスタブに

ちゃぷりと浸かった彼女の表情が

ゆるりゆるりとほどけていって

柔らかく温かい笑顔を

ほんわかとした湯気に浮かべてる


今日のこの一日を締め括る

二人の時間には

どんな愚痴やため息も

白い泡に溶け込ませ

素の裸で和み合う

湯船の船旅

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