敗北者のブログ

長年生きて来たぢぢぃの独り言

2021年5月のブログ記事

  • 紫陽花の花

    いくらどんなに考えてもこたえなんてものは誰も教えてくれなかったし、何処にもありはしなかった。 それでも、そのこたえを知りたくて、理解をしたくて、納得したくて、もがきながら探し回っていたんだ。 今年もまた紫陽花の花が咲き出してしまった。 兎に角、終わらせるべきものは終わらせる事が出来たんだと思う。 ... 続きをみる

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  • うじうじ

    誤った解釈を解いて上げなければ、されたままになってしまう、その文字が示すの通りの誤解。 別に、嫌いになった分けじゃないんだ。 いいや、寧ろ、そのままでいればもっと果てしなく好きになってしまって、辛くて身動きが取れなくなるまでに惚れてしまいそうな予感すらするくらいに好きだったんだ。 だけど、それが決... 続きをみる

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  • うだうだ独り言 5

    最初の頃は彼女も、俺に家族がいると言う事に後ろめたさを感じていたのだろう。 会社帰りに、週に1~2回程度、3~4時間の時間を割いて、当時の彼女のアパートにまで足を運び食事に誘い出していた。 そうでもしなければ当時の彼女の生活の中には、部屋から外出する事と言ったら自分の食事の材料を買い出しに出るだけ... 続きをみる

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  • うだうだ独り言 4

    星空を眺めているのが好きな娘だった。 特に今夜のような特別な天体ショーの場合には、一際テンションを高くして準備を整えてたりしていた。 自宅マンションのある街はきらびやかでバカ高い高層ビルが立ち並んで、昼夜を問わずに灯りが絶えない様な都会なので、テラスに出たとしても夜空にはぼんやりと悲しそうな月が見... 続きをみる

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  • うだうだ独り言 3

    本気なのかと尋ねられれば、 決して本気ではなかった。 それじゃ、浮わついた気持ちで付き合っていたのかと聞かれたら、 全部が全部、浮わついてたとも思えない。 まぁ、確かにデートなんてもんは遊びなんだから、楽しく過ごすに越した事はないわけで。 セックスにしたって、そこに求める快楽ってのは、それがある種... 続きをみる

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  • ワクチン

    ふっ、ふっ、ふっ。 地球人どもめ、全員がワクチンを接種する積もりじゃな。 さあ、人類滅亡のカウントダウンが始まったようじゃのぉ。 この地球はわしらの星になるのもあと少しじゃわい。 バカな生物じゃのぉ ワクチンが己の種を絶やすとも知らずに、 こぞって打ちよるわい。

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  • うだうだ独り言 2

    不倫に良くありがちなのが、どちらかの夫婦仲が冷え切ってしまってて、その穴埋め的なパズルのピースに当てはまってしまう場合がありますけど、 我が家は前回に書きました通りに仲良しですので、お相手の状況が気になってしまうんですよね。 そこで、不倫相手を選別するに当たっての選考基準てのを考えちゃった分けです... 続きをみる

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  • うだうだ独り言 1

    変な意味で俺は、浮気相手を選んで来てしまっていたんだと思う。 てか、浮気って、そもそもしちゃいけないんだよね。 それは十分に分かってるし、家内にも悪いとは思ってるんだ。 況してや、俺達の夫婦仲は大変に良好な関係で二十数年以上も続いて来ているし、今だに、時々ではあるが肉体関係?もある。 ん?夫婦間で... 続きをみる

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  • 5メートルの5分間

    悲しいげな表情ながらも笑って立っていた。 その瞳には例え様のない愁いを讃えて、今にも溢れそうな涙が光っていた。 一生懸命に作っている笑顔は、それを保っているのが精一杯で、何かを語ろうとする唇は動かせなかったのだろう。 少しでも何かを話そうとすると口角が歪み戸惑う様に震え出してしまってた。 思えば俺... 続きをみる

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  • るん♪

    ここ一年の間に随分と俺の周りの環境が変化してしてしまった。 まぁ、ざっくりと言えば左遷?されてしまって、それまでの目まぐるしく動き回らなければこなせなかった地方巡りの仕事から解放されて、かなり楽な製造工場勤務に廻されて、判で押した様な毎日を送っている。 180度の方向変換とまでは言わないが、自分で... 続きをみる

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  • 何のために

    青葉の季節。 また随分と優しげな緑色を鮮やかに輝かせて、新芽が芽吹いたものだろうか。 この五月の気紛れな陽射しに照らされて、柔らかな新緑を薫らせている。 桜も椿も紫陽花も。 一際に新緑を称えて、新しい息吹きを感じさせてくれている。 きっと、何かを始めるにはとても良い季節なんだろうな。 はたまた、大... 続きをみる

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  • 一握の砂

    しっとりと 涙をすへる砂の玉 涙は重きものにしあるかな 命亡き砂のかなしさよ さらさらと 握れば指のあひだより落つ         石川啄木 一握の砂 より 砂とは、貝殻とか、石や岩の様ないわゆる岩石が風雨や波や自然現象に寄って細かく砕かれた物であって、そこに心とか意思や気持ちなどは全く存在しない... 続きをみる

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  • サバニ

    べた凪の海面に ポッカリと浮かび上がった半月が 道筋を示す様に一筋の光の航路を 照らし出している。 櫂を持つ俺の手は 止まったままで 舳先を航路には向け様とはしない。 漕ぐ力はまだ衰えてはいない筈なのに。 風のない海面は 波紋さえも起こせそうなくらいに 余りにも平たく穏やかで そのまま海面の上を歩... 続きをみる

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  • 風に揺れる

    君の肩が小さく震えている。 その肩を包み込んだ 重たげな黒髪が、 緩やかな曲線を揺らしながら 小刻みに煌めいて、 より一層、 儚げに見える横顔。 隠さずに、 拭いもしない雫の流れが 俺の罪の重さなのだろう。 それとも、 自分に向けた悔しさ 言葉にしない言い訳を 捨てているのかな こんな時には、 い... 続きをみる

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  • だらだらと 1

    そもそも愛してるのかな?と 自分に問い掛けてみても、こたえなんか導き出せはしなかったんだ。 だって、長年の肉体関係ってさ、相手の体に対してただならぬ愛着があるからね。 だからと言って、体だけを愛してるって分けじゃなくて、肉体関係を続けていられるのは、心って言うか、気持ちも繋がっていなきゃ長い年月を... 続きをみる

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  • そろそろかな

    出逢う人は選ぶ事は出来ないけど、出逢った人とどう係わるのかは自分の行動責任の範疇なんだよね。 つまり、私が貴方と出逢った事は、偶然や運命とか必然とかなんだか分からないんだけど、 それから先を繋ぎ止めていたのは私なんだし、貴方から何かを得ようと継続を願ったのも私の判断だったよね。 だから、目を背けな... 続きをみる

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