敗北者のブログ

長年生きて来たぢぢぃの独り言

独り言のブログ記事

独り言(ムラゴンブログ全体)
  • 140粒

    先っぽを絞るような不規則な締め付けと裏筋が圧迫される快楽についつい我を忘れてゴツゴツと前歯が恥骨に当って痛みを感じる程に突き動かしていた ふと見下ろせば胃液にまみれた彼女が白目を剥いてしまってた 慌てて腰を引こうとしたら両手でお尻に抱き付いて自ら動き出す健気な彼女の姿が股間にあった 「さようなら」... 続きをみる

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  • なんの積もりで書いたの?

    その人の美しさは、まるで写実主義の高名な画家が理想とする美人像を空想して描いたような美しさだった。 と言うよりも、その想像上の世界で二次元的にキャンバスに描かれた絵画が現実の立体女性として目の前のしかも手の届く位置に立っている事が信じられなかった。 その人はもはや女性と言うよりも、女性美を具現化し... 続きをみる

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  • 溜め息讃歌

    膝をに視線を落とし 「運がわるかったのかな。」 項垂れて髪に隠された口元から 零れ堕ちた君の溜め息を 思わず手の平で受け止めた ずっしりとした溜め息の重さに たじろぐ自分の非力さを 思い知らされた 掛けるべき言葉を あれこれ、あっちこっち 探してみても こんなちっぽけな俺なんかじゃ そんな引き出し... 続きをみる

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  • 永遠

    寂しさの余り つい声に出して その名前を口にした。 誰も居ない砂浜に 染み込む波のざわめきにまみれて 自分のその声が 思いの外 耳に響いた。 街から流れくる微風は 背中を優しく撫でながら その名前を海へと運んだ。 まるで そこに彼女が居るかの様に、 もう一度その名を呟けば、 丸くなりかけの月に笑顔... 続きをみる

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  • Xの溜まり物

    そこは、笑顔で自分の感情を隠す所じゃないよ。 傷付いたんだからちゃんと自分らしく表現しなくちゃ、正しい本当の悲しみ方ができなくなっちゃうよ。 楽しい時の自然な笑顔が歪んじゃったら、俺は責任を取れないんだからね。 だから、一緒に泣こうよ。 性欲の激しさや性癖の趣向を具に暴露できる仲になるまでには、そ... 続きをみる

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  • 早苗との再会

    5カ月ぶりに会った元カノの早苗との話しでもしようかのぉ~。 パッと見でちょっと太ったかのぉ?って思ったんじゃが、当然そんな事は口にはせなんだ。 けど、明らかに化粧が濃くなり、若干だがケバっぽい雰囲気を醸し出していたんじゃよ。 儂と別れた事を気に病んで窶(やつ)れてしもぅてはいないかと心配をしとった... 続きをみる

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  • どうもです。

    袖さえも触れ合ってはいないけど、こうしてこのサイトで、こんな些細な形だけど繋がれた事を多生の縁だとしたら、そんな仲でも大切にしたいと思ってしまうのは、単に私が気弱なヘタレだからなのかも知れません。 ヘタレだからこそ、目に見えぬ知り合いの事を心配してしまうんでしょうね。 ここで私が読者登録をしている... 続きをみる

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  • 結婚ってなに?

    結婚してからもう30年以上も経っている。 夫婦仲は決して悪い方ではない。 って言うか、夫婦仲はかなり良い方だと俺は思ってる。 それが今現在互いに恋愛感情を持っているのかは別として、 感情的になっての喧嘩っての今までにしたことはないし、 別れようって思った事はお互いに一度もないんだ。 俺に限って言え... 続きをみる

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  • 俺の弱点

    俺には弱点がある。 今回はそれを暴露してしまおうと思う。 何を隠そう、俺は上下動に滅法弱いのだ。 日常生活の中に存在するその具体例の最たるものは、 エレベーターなんだ。 安っぽいビルのポンコツエレベーターは、一歩庫内に 足を踏み入れた途端に体重でフワリと箱が上下動する。 馬鹿野郎。 人一人の重量く... 続きをみる

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  • 落書き 3

    ヤバいっす。 只今、絶賛五十肩発症中につき、利き腕である右肩が動かせません。 五十肩とか言って折りますが、小生オーバー六十才にて候う。 なのに病名は五十肩とは、これ如何に。 「セクシー田中さん。」は即刻に治ってましたが、医師の話しに寄れば、 「まぁ、一年か一年半もする頃には、いつの間にか治ってます... 続きをみる

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  • 落書き 2

    はらたいらさんに500点。 「もしかして、俺の事好きでしょ。」 明日になればきっと開花するであろう蕾が 陽光の降り注ぐ花壇の中で 幾つもの咲き誇った花々に雑じって 風に揺らいでた。 「あっ、良かった。 気づいてくれてたんだね。」 公園の花壇の前にしゃがみ込んで草花に 諦めを落とし込むような静かな口... 続きをみる

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  • どっちがいいと思う

    放っといて下さいな、独り言を好き勝手に 書き散らしているだけなんですから、 ご意見無用です。 きぃ~っ、これだからSNSって奴は 良からぬ奴らの人目に触れるから嫌なんだ。 えっ、そんなら書くなって? いいや、私は屈しませんよ。 誹謗中傷、暴言暴力、ご指導ご鞭撻 素直に受け止められるような真っすぐな... 続きをみる

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  • 落書き 1

    ピンポーン。 お邪魔します。 本日も末席を汚させて頂きますので 良しなに。 午前2時の澱んだ閑けさの中で 自分の生き方を振り返り 丁度良い加減の不幸に浸りながら 見馴れた天井の汚れを眺めていた 残量12%の通話状態のスマホは かれこれ90分は沈黙を貫き通し 考える事から逃げ出している このまま放っ... 続きをみる

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  • 並べてみたら

    ふと思い付いた言葉を拾い集めて並べてみたら、自分でもなにを言いたいのか分からなくなってしまったけど、どうせ俺だし、なにせ俺だからでゆるしてちょんまげ。 もうこれ以上 好きにならない努力を怠ってた。 ついうっかり、 気持ちを持って行かれてた事に 気付けなかった。 気が付けば、 いつの間にか心のほどん... 続きをみる

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  • エロツィート

    ついうっかりとうたた寝をしていたらしい 夢うつつからボンヤリと意識が戻りつつある瞬間ふと目を開けるとそこには常日頃から見馴れた彼女の開かれた陰部が鼻の先5センチに迫っていた。もう既にテラテラに潤いに満ちた無毛に手入れをされたそれは寝ぼけ眼の俺の顔面に温かくねっとりと押し付けられた 上唇を強く押し当... 続きをみる

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  • 蜘蛛の糸

    真っ昼間の直射日光が辛い。 なに?11月だよ、この気温って変じゃね! 例年だとこの時期に庭の紅葉が真っ赤に色付いているはずなのに 今年は夏場に緑色していた葉っぱが赤くならずに茶色に変化し始めてる。 ちっちゃな子供の手みたいな形の葉っぱを元気良くパーに開いて 真っ赤に染まってるはずなのに、 今年は指... 続きをみる

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  • 真夜中の道化師 2

    動物園とか水族館てデートスポットだったり、家族連れのレジャースポットだったりしますよね。 ご多分に洩れず私も若き頃より現在に至るまで動物園や水族館へはちょこまかと足を運んでるんです。 まっ、私の住んでる所が横浜市って場所で、動物園で言えばズーラシアとか金沢動物園とか野毛山なんかが気軽にちょいと行け... 続きをみる

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  • 大して貯まってませんが

    X?未だにツイッターの方が通りが良い気がしてるんですが、ただ単純にXと書かれてもSNSの例のサイトだって頭の中で即座に理解するほどには浸透してない気がして、皆さんはもうXで定着しているんでしょうかね。 例によって例の如く、そのXに投稿した下卑た単文を幾つか載せちまいます。 「何が言いたいの?」など... 続きをみる

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  • 指先の痛み

    痛みに触れた指先から 伝わって来た君の躊躇い。 その涙の理由には 俺の覚悟と正面から 対峙できない 愁いの色が潜んでた。 手を携えて 共に苦しみ抜くには きっと今の俺には まだ何かが 足りないんだろうと思う。 感じ取れてしまった 信頼への迷いが 君の心の隅で 小さく弾けてる。 握り合うこの手の間に... 続きをみる

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  • 墓参り

    駅前の花屋さんで 君の好きだった花を 思いつく限り寄せ集めたら ごっそりとした花束になったんだ。 街はずれの港町 レンガ倉庫の先を右に折れれば 急な坂道に 君の面影が迎えてくれる 道端の石に腰かけて一休み 幼いころ 君が見ていた港を見下ろせば 潮風に何故か懐かしさを 語り掛けられ 潮風に揺れる花束... 続きをみる

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  • どっちがいいと思う

    「どっちがいいと思う?」 嬉しそうに小首を傾げて 笑顔で訊ねてる時には、 もう俺の意見なんて求めてはいないんだよね。 その気になって あれやこれやを考えて 「どっちも似合うと思うんだけど、」 なんて返事を返せば、 なんだよ、結局のところは、 どっちでもなくて 「他の店もみてみようかな?」 無限の可... 続きをみる

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  • 真夜中の道化師

    正に「青春」の一言に尽きると思う。 俺は地元の公立高校の受験に失敗して、滑り止めとして受けた、隣の東京にある私立の高校に通う事になってしまった。 なので、中学時代に付き合っていたSとは疎遠関係的な自然消滅で音沙汰がなくなってしまった。 まぁ、付き合い始めの頃の彼女は決して可愛い部類の女の子じゃなか... 続きをみる

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  • あの笑顔

    たまには路線を変更して、書けもしない失恋的なもんを想像してみました。 てか、はなっから俺は明るいお話しなんぞは書けてないじゃんね。 最後に大好きだった笑顔を見たかったんだ。 それくらいはしてくれてもいいよね。 だってこれを最初に切り出したのは 他の誰でもない君なのだからさ。 約束した積りはないけれ... 続きをみる

  • 18日のついった

    「ありがとう。」 日頃の会話の声よりも 半音上がった 嬉しさがブレンドされているソプラノ ほろほろとした無邪気な笑顔は 周りにいる人に喜びを伝染させ 弾んでいる心が 手に取る様に伝わって来る いつの間にか辺り一面が 暖かな優しさに包まれている 目の前で聞いている俺にまでその緊張感が伝わって来る お... 続きをみる

  • 今日のついった

    心のいちばん弱い部分から滴り落ちた 淡いパステルピンクをした 生温い涙の様な雫が 彼女に対して俺が抱いている 恋心だと気付いたのは 彼女が怒りながら 振り向き様に向けてきた 潤んだ眼差しに映っている俺が 余りにも惨めだったからなんだ 俺の底知れぬ淋しさの雫を 垂らしている鈴口に 毒々しい黒にも似た... 続きをみる

  • 雨の休日 2

    なんでさ、 朝はそこそこ寒かったから それなりの厚着して出て来ちゃったら なになに? 南風? 鬱陶しい。 蒲公英 麗らかな陽射しの中で 一揺れのそよ風に 遊んでいたたんぽぽの綿毛が 悪戯に肩口をかすめて漂い 明るい空へと溶け込んで 舞い去って行った 掴もうと 手を伸ばしもしなかった俺は 吹いてもい... 続きをみる

  • 雨の休日

    のたりのたりと過ごす休日に たわいのない語句を ただただ羅列する これもまた たのしからず哉 初冬の華 いつの間にか降りだした 初春の淡雪が 手のひらにふわりと舞い降りて 見ている間に溶け出し 一粒の雫になって 俺の心から 零れ落ちて行った 本当はこの手の中で その儚さを 守りたかったんだ だけど... 続きをみる

  • この頃の僕は、

    先ずは、twitterのつぶやきを幾つか。 チャンスなんてのは 待ち構えていたって そう簡単に訪れやしないし、 都合良く巡っては来やしない。 覚悟なんてモノは、 そこらに落ちてやしないし いざ必要だと思って 慌てて探したって 見付かるモノでもないんだ。 だけどそいつらは 突然に訪れたりしやがるから... 続きをみる

  • ゴミ箱 3

    腕に刺さっている針から伸びるチューブを辿れば、そこには、「透明になる薬」と書かれた点滴が吊り下げられていた。 あぁそう言えば、確かに針の刺してある左腕だけが心なしか薄くなって来ている様に見える。 「そうか、私はこうして段々と影を薄くしながら透明になって行くんだな。」と、妙な安堵感に包まれながら、ベ... 続きをみる

  • 生ごみ

    そう言えば、いつの間にかセミの鳴き声が聞こえなくなっている。 晴天の真っ昼間だと言うのに日向を歩いていても、辛い暑さは感じなくなっている。 そよと吹く柔らかな風の中に金木犀の囁き掛ける様な優しい甘い薫りが運ばれてくる。 「今年の夏も、やっぱり花火は観に行けなかったね。」 金木犀の薫りに、優しく甘い... 続きをみる

  • ゴミ箱 2

    俺はその瞬間だけ 耳を塞いでいたんだ。 読唇術なんて 高等な技などの心得など 俺は持ち合わせていやしない。 それなのに、 はっきりとした 決意の籠った君の声が 鮮明に 直接俺の中に 届けられてしまったんだ。 その言葉を聞きたくはなくて、 その言葉を発する君の唇を 見たくはなくて、 目を伏せて、 両... 続きをみる

  • ゴミ箱 1

    止めどなく溢れ出す、 熱く切ない感情を 俺はいったいどんな風に 君に伝えたらいいのだろうか。 この耐え切れない、 心を震わせる朱く熱い気持ち 言葉などにできやしない。 口から出せる どんな言葉を駆使しても、 全てが嘘になってしまう。 これを言い露せる表現なんか 何処にも有りはしないんだ。 だけども... 続きをみる

  • あれ?

    あれ?何でだろう。 刈り払われた夏草が まだ衰えを知らない 強い陽射しに照らされて むっとする 青臭い草いきれを放っている。 何でだろう、 腰掛けた俺をふわりと包み込み 妙な郷愁を誘い出す。 南風が運んで来る どこか遠い遠い彼方から 耳を撫でる様に聞こえてくる 子供達の楽し気な笑い声。 あれ?何で... 続きをみる

  • ただやりかったんだ

    たった今、俺は彼女から愛されているんだと、怖いくらいに感じてしまっている。 嬉しくて、爪先から頭の天辺にまで沸き立つ様な鳥肌が駆け上がって来るのを感じている。 俺はこの昂りをどの様に記憶に留めて置くべきなのだろうか。 どんな色彩でどんな香りを添えて想い出としてこの胸に刻むべきなのだろうか。 出逢っ... 続きをみる

  • 駄文、酷暑

    あの日も、こんな死にそうなくらいにドチャクソ暑い夏の休日だった。 寂れた漁村の海岸通りをかげろうに揺れる逃げ水を追い掛けながら、4人でふらふらと歩き続けてた。 こんな暑い日には海水浴がしたかったけど、時期的にまだ海開きはしていなくて、しかたなく、 ただなんとなく海辺で遊ぼうよ。 って、意見に一致し... 続きをみる

  • ついったぁ

    ふわりと風を孕んだロングのフレアースカートの中に、じゅくじゅくとした発散し切れない滾る欲情を閉じ込めて、 君は、さもあらんと言わんばかりに颯爽と去って行った。 君を苛んでいた俺の唇の周りにはまだ、ねっとりとした確かな余韻と僅かな悔しさだけが残されていた。 香りが満ちた蒸れたスカートの中、ちょこんと... 続きをみる

  • 君の言う

    君言う、「会いたい。」 って言葉ってさ、 して欲しい。って意味だよね。 君の言う、「寂しい。」 って言葉ってさ、 自慰だけじゃ 処理仕切れない疼きに 困ってる時だよね。 君の言う、「好き。」ってさ、 俺の事が好きって言ってるんじゃなくて 俺が見極める限界点が 君には丁度良いって意味だよね。 君の言... 続きをみる

  • あぢぃ

    ねぇ!ちょっとちょっと、太陽が熱いんですけど。 家の中にある、テーブルとか家具とか、そこら辺にある物全部が触って みたら体温より熱くなってるんですけど。 もたれ掛かってた壁が、ちょっと背中を離してたら、温かいって感じるって事は、俺の体温よりも高くなってるって事だよね。 これってヤバくね? さっき、... 続きをみる

  • Twitter語録

    一緒にいたい ただ側にいて 貴方の役に立ちたいの  お前が  何の役に立つんだよ ついうっかりと出てしまった 売り言葉に買い言葉だった 一瞬にして曇る表情と 溢れ出す涙 打ち消す為の言い訳が 雪だるま方式に膨れ上がり 取り返しの着かない 結果を招いてしまった それが同棲の始まりだった 歩道と車道の... 続きをみる

  • なんでもない昼下がり

    明け放った窓から 5月の乾いた風が吹き込んでいた。 オレンジ色を基調にした 明るく暖か味のある 色彩のカーテンが フワリと風を孕み、 途切れ途切れの陽射しを 寝転んでいる彼女の寝顔に 輝きを届けていた。 閉じた瞼をくすぐるように 前髪がユラユラと揺らされて 気持ち良さそうな寝顔が 眉をひそめるよう... 続きをみる

  • 書いた物

    「誰か」に向けて書いている分けでもなければ、「みんな」に向けて書いている分けでもないんだ。 そう、俺は基本的に不特定多数の皆さんに読んで貰おうとはしていないで書いてしまっている。 自問自答?と言う分けでもない様な気もするし、自分へ向けてのメッセージでもなければ、疑問を投げ掛けている分けでもなく、怒... 続きをみる

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  • テレビ離れ

    ここ二ヶ月くらいだろうか?テレビを余り見なくなったんだ。 切っ掛けは、、、 もっと前の東京オリンピック辺りからだろうか? オリンピックをやる、やらない?とか色んな博識な人や知識人さん達が物知り顔で色んな議論を繰り広げて、オリンピックが悪の祭典地味て、開催する事の危険を披露していた筈なのに、 いざ始... 続きをみる

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  • エッセイってさ

    皆さんはエッセイってのを書く場合に、いったい誰に向かってその言葉を綴っているのでしょうか? ふと疑問に思ったんです。 私が最初に投稿サイトにアップするために書き始めた物は、完全に独り言でした。 誰かに宛てた文章ではなく、あくまでも自分史として、過去の自分がどう考えどんな事を経験して来たのかを書き残... 続きをみる

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  • 安寧

    信じてるなんて思ってる時点で、 疑いの芽は発芽してる。 好きなんだと自覚してる時点で、 恋の心は揺らぎ始めてる。 手の届く距離だろうと、 息づかいが聴こえるほどに くっついていようと、 繋がらない気持ちは 二人の距離を埋めやしない。 何をしてるんだか、 何処にいるんだか、 連絡の一つ 電話もライン... 続きをみる

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  • どうゆう事?

    「お前らみんな揃って、同じ方へ向かって何処へ行くんだよ。 そんなに急いで、広くて何んにもない青空を あっちに向かって行って何があるんだ?」 うっすらと暖かい砂浜に寝転んで、つい声に出して話し掛けてしまっていた。 海から吹き上げる風には、もう肌を刺す様な冷たさはなく、少し湿った温もりさえ感じられる季... 続きをみる

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  • 枕の悲哀

    この枕はいったいどれだけ 彼女の呻き声を 飲み込んだのだろう 時は掻き毟られ またある時は噛み付かれながら 彼女の快楽と共に ずっとこのベッドに君臨していた 長い黒髪を纏う事を失った 少しくたびれた枕は その残り香さえも もうすっかりと手放して 行儀良く俺の隣で 息づく事なく ただ置かれているだけ... 続きをみる

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  • 取り留めのない話し

    別に、性奴隷が欲しかった分けではなかったんだ。 人並みに、待ち合わせをして映画を観たり、動物園や水族館とかに行ってデートをしたり、たまにはちょっと気取ったレストランで食事をしたり。 求めれば応じてくれて、求められれば望む事をして上げて。 そうやって、二人の時間を幾重にも重ねて行く内に二人の関係性に... 続きをみる

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  • 色んな俺

    明日の日中の空に浮かぶ月は、一番小さな満月。 横浜辺りでは晴天に恵まれた眩しい青空の中に浮かんでいる筈の、そんな小さな満月なんかを誰も見つけ様とはしないでしょうね。 今宵は、東の夜空に低く、苺色をした小粒の雫として哀しんでいることでしょう。 マヨネーズをたっぷりと入れてから 茹で卵を3個押し込み ... 続きをみる

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  • たわごと

    いつも明るい笑顔で、 楽しそうにしているからって、 常に心から 喜んでくれている分けではないって事を 知って置きたいよね。 疲れている時に、 疲れた顔を自然にできる。 そんな、 素直な関係性が築けるまでは、 その笑顔に安心して 頬杖をついていたらダメなんだ。 何一つ飾らない素の姿で 一緒にいられて... 続きをみる

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  • 帰心

    私に始めてをくれた人。 いいえ、 ロストバージンなんかじゃなくて もっと衝撃的で素敵な体験を 教えてくれた。 この年になるまでに、 何人かの男性と付き合って 数え切れない位の セックスをして来た私は 今までにその頂きにまで 導いてくれた人はいなかった。 そんな人達は、 決して不快ではなかったし、 ... 続きをみる

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  • 偽物の僕は

    自分が淋しい時だけに、 求めてばっかりいたんじゃ、 彼は、あなたの都合のいい 道具でしかありません。 今、そこにいる人を 無意識に当たり前なんだと思って、 感じ取れる温かさを 当たり前なんだと 思ってはいけません。 あなたは今、 その当たり前の幸せに 鈍感になってはいませんか。 幸せを敏感に感じる... 続きをみる

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  • 表アカウントTwitter

    表アカウントのTwitter語録っす。 人格の振れ幅がハンパないっす。 今、 貴方の腹立たしさやうっぷんの全てを 私のせいにして思い切り蔑んで下さい 罵声を浴びせて下さい 殴ったり蹴ったりして 痛い目に合わせて下さい それが私の使い途なんですから 不安にさせてしまった。 と言うよりも 不安になって... 続きをみる

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  • 鈍色のリング

    当時の値段で 二千円もしなかったと記憶している。 あれは確か、 表参道の古びたアパート前の歩道に やる気のなさそうな ヒッピー風のお兄さんが、 黒い敷物の上に 安っぽいアクセサリーや ガラクタを並べて売っていたのを、 あゆみんが笑顔で手招きをしてまでして 俺をその場に座らせて 選ばせたリングだった... 続きをみる

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  • なぁ月よ。

    今夜もしれっとした薄い月 なにやら目を細めて 冷めた眼差しで 俺を少し軽蔑をしてやがる 邪魔くさいんだよ、ばか野郎がっ! そんな高い所から 見下ろしやがって。 興味本位で根掘り葉掘り じっと見詰めて居やがって お前なんかに俺の何が分かるんだ 相談してる分けじゃないんだ 単なる独り言 愚痴ぐらい溢さ... 続きをみる

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  • 残念だよ。

    何も起こらなかった。 そこからは、何も始まらなかったし、 何も生まれなかった。 幾つもの夜に数百に及ぶ DMを送り合い文字で語り合った。 最初、俺はただ彼女を励ましたかっただけだったんだ。 お互いに、得体の知れない者同士が、このnoteで他愛のない感想のメッセージを残し、twitterのDMで触れ... 続きをみる

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  • 汚れた栞

    汚れてしまった栞を 挟んだページに綴られた 憂鬱と不安 行く先を 見付けなければならない 真っ白なページには ペン先を向けられず 落書きすら出来なかった あいつらはみんな ここに何かを見付けて 思い描くビジョンが あるのだろうか 俺だけが 取り残されたこの椅子で ため息に汚される ページから目を背... 続きをみる

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  • 卑怯者

    そう、シックな落ち着きのあるダークブラウンのロングドレスが似合いそうな、綺麗な女性だったんだ。 でも、もしかしたら、 やっぱり、彼女も普通?ではなかったのかも知れない。 別に俺に取って普通かどうかなんて、そんな事はどうでも良かったんだ。 だって俺は、今まで付き合って来た女性の中には、そんな普通?で... 続きをみる

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  • なげぇ~よ。

    自分以外の男の性欲がどんな感じで、どんだけ強いのか、どれだけ女を求めているのかは分からないんだけど、 事、俺に関しての性欲の強さ?ってのは、強さって意味では決して強くないんだと思うんだ。 俺の場合は多分、今までに付き合って来た女性の性欲が強過ぎたんだと思うんだよね。 てか、何が普通?一般的?と言わ... 続きをみる

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  • そんな理由で、

    掛ける言葉を失った、 風を孕んだ髪が舞い上がり チラ見した横顔。 強がる事も出来きなくなって 表情を失った彼女が 大丈夫な分けないのを 俺は良く知ってる。 だからと言って、 選び切れずに呑み込んだ 幾つかの言葉の候補を 手探りで探しても 喉の奥 胃が痛み出す程の 苦しさにさいなまれ たった一言 「... 続きをみる

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  • 慣れないな、

    こんな年になっても、 「別れ」に 慣れる事が出来てないんだ。 情けない。 てか、出会いから、 「好き」に至るまでのプロセスも 不器用過ぎて、 俺は、 この年になるまで、 いったいどんな恋愛を積み重ねて 何を学んで来たのやら、 自分の「いい加減」さに 嫌気が差している。 乗り越え方も学ばずに、 ただ... 続きをみる

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  • かさぶた

    かさぶたになり掛けの 半乾きの傷口。 濃紫色の荒廃したハート型 双曲線の先端が ボロボロと剥がれ落ちても 痛みすら感じやしなかった。 目の前を日常が平然と 過ぎ去って、 何時もの暮らしに 呆然と乗って、 巻き起こした事件から 遠ざかっていたんだ。 何かが足らない心を 踏み潰しながら暮らしている。 ... 続きをみる

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  • 友人B

    少しだけ泣かせて貰ってもいいかな? そんな言葉を 言い終らぬ内に溢れ出す涙。 見ないふりして 掛ける言葉をおろおろと探す俺。 もたれ掛かって来て 胸に顔を埋めてしまった。 ん?えっ! あれれ。 これってさ、 少しだけって案件じゃないよね? ぴえん程度の話しじゃないよね? ガッツリと本腰が入ってない... 続きをみる

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  • ぶつくさと呟く

    揺れ動く喪失感には、 どんな色を混ぜ合わせたら 明るい色彩に変われるのだろうか。 絵の具の色は、 色を重ねれば重ねる程に その色彩は黒に近付いて行ってしまう。 明るい色を作ろうとして、 どんなに明るい色を混ぜ合わせても 結局は白には敵わない。 だけど、 光の色彩は交ぜるほどに 明るく輝く明光に近付... 続きをみる

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  • 消去

    一つ一つ、 思い出を、 痕跡を、 写真、 LINE、メール、DM、 サムネ、番号、 笑顔、泣き顔、 記憶までも、、、

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  • 指切り

    跡形もなく 燃え尽きてしまったんだと、 誰かが私を諭してる。 そんな筈はないと、 心の何処かで 救いを求める様に願ってた。 指切りの小指が絡まった時に 息が止まる様な口づけを 見舞われた私には あの約束がまだ生きていると 今でも信じて止まない。 あの時に目を開いて 瞳を見つめていたら、 その真実が... 続きをみる

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  • an actor

    でも、終わりの時って、 案外こんなもんなんだろうな、、、 想像していた様な修羅場もなく、 ネチネチとしたねちっこさもなく。 あっ、そうなんだ。 と、妙にあっさりとさっぱりと。 いや、長過ぎていたから、 心の軋む機微までもが見えて、 辛いんだろうなぁ~、、、 なんて覚悟をしていたのに、 逆に、 長過... 続きをみる

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  • あら?フォー!

    こんな下らない生き方をしていると、色々な物事の判断に迷う事が頻繁に出て来てしまうので、なんとなく常に何かに追われてさ迷っている気がするんだ。 スッキリと晴れ晴れした気持ちには、なかなかなれないでいるのが現状だな。 とは言え、常に思考力が正常に回転している分けではないので、ぼんやりとボヤボヤしている... 続きをみる

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  • 抱きてぇ~っ!

    こんな事を書いてしまうと、痴漢や暴漢の類いなんじゃないかと疑われそうな気がするけど、、、 そんな事はしませんよ、なんせ俺は小心者ですから。 世間の隅っこでチマチマ生きているちっちゃなゴミ虫なんですからね。 なんの係わりのない他人に対して何かのリアクションをいきなり起こす様な真似など出来る様な度胸も... 続きをみる

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  • 負けてるよ。

    あなたが好き。 私のこの気持ちは誰にも負けないよ。 その気持ちを比較する相手を誰も知らないからこそ、彼女はその言葉を真っ直ぐに俺に投げつけられたんだと思った。 一時の一途な感情から言えた言葉なのだろうとその時の俺は深く考えずに受け止めていたんだ。 その気持ちを言い表すのに愛していると言う言葉を選ら... 続きをみる

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  • 丑三つ時

    午前2時過ぎ、 静かな部屋の中で、 枕の呟きを聞きながら 私はいつになったら 眠れるのだろう なんて考えてる。 いつもなら、 私が布団を独り占めしてないか 気を使いながら、 眠っている時間帯なんだろうな。 本当に気を使ってるんだからね。 だけど睡魔には勝てなくて 気持ち良く ついつい先に眠ってしま... 続きをみる

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  • 立枯紫陽花

    いくらどんなに考えてもこたえなんてものは何処にもありはしなかったし、誰も教えてくれなかった。 それでも、そのこたえを知りたくて、理解をしたくて、納得したくて、更には自分の物にしたくてもがきながら探し回っていたんだ。 今年もまた紫陽花の花が咲き出してしまった。 兎に角、終わらせるべきものは終わらせる... 続きをみる

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  • 砂を噛む

    今頃は何をしているんだろう。 その暮しぶりを知り尽くしていると、 この日のこの時間には、 何をしているのかが、 手に取る様に想像できてしまう。 けど、 それは僕と暮らしていた頃の 僕の為の君のだったんだよね。 脱け殻になったあのリビングで、 向かい合う相手のいなくなった テーブルには、 砂糖もミル... 続きをみる

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  • その名は。

    先ほどテレビを視ていたら、とある大物お笑い芸人が、工業高校の機械科卒業だと自分の事を卑下するような発言をしていたんだ。 そっか、工業高校の機械科ってのは一般常識的には恥ずべき経歴なんだよなって、改めて心に留め置く事が出来た言葉だった。 時代背景としては、その芸人さんよりは遥かに昔の、暴走族が全盛期... 続きをみる

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  • 紫陽花の花

    いくらどんなに考えてもこたえなんてものは誰も教えてくれなかったし、何処にもありはしなかった。 それでも、そのこたえを知りたくて、理解をしたくて、納得したくて、もがきながら探し回っていたんだ。 今年もまた紫陽花の花が咲き出してしまった。 兎に角、終わらせるべきものは終わらせる事が出来たんだと思う。 ... 続きをみる

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  • うじうじ

    誤った解釈を解いて上げなければ、されたままになってしまう、その文字が示すの通りの誤解。 別に、嫌いになった分けじゃないんだ。 いいや、寧ろ、そのままでいればもっと果てしなく好きになってしまって、辛くて身動きが取れなくなるまでに惚れてしまいそうな予感すらするくらいに好きだったんだ。 だけど、それが決... 続きをみる

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  • うだうだ独り言 5

    最初の頃は彼女も、俺に家族がいると言う事に後ろめたさを感じていたのだろう。 会社帰りに、週に1~2回程度、3~4時間の時間を割いて、当時の彼女のアパートにまで足を運び食事に誘い出していた。 そうでもしなければ当時の彼女の生活の中には、部屋から外出する事と言ったら自分の食事の材料を買い出しに出るだけ... 続きをみる

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  • うだうだ独り言 4

    星空を眺めているのが好きな娘だった。 特に今夜のような特別な天体ショーの場合には、一際テンションを高くして準備を整えてたりしていた。 自宅マンションのある街はきらびやかでバカ高い高層ビルが立ち並んで、昼夜を問わずに灯りが絶えない様な都会なので、テラスに出たとしても夜空にはぼんやりと悲しそうな月が見... 続きをみる

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  • うだうだ独り言 3

    本気なのかと尋ねられれば、 決して本気ではなかった。 それじゃ、浮わついた気持ちで付き合っていたのかと聞かれたら、 全部が全部、浮わついてたとも思えない。 まぁ、確かにデートなんてもんは遊びなんだから、楽しく過ごすに越した事はないわけで。 セックスにしたって、そこに求める快楽ってのは、それがある種... 続きをみる

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  • うだうだ独り言 2

    不倫に良くありがちなのが、どちらかの夫婦仲が冷え切ってしまってて、その穴埋め的なパズルのピースに当てはまってしまう場合がありますけど、 我が家は前回に書きました通りに仲良しですので、お相手の状況が気になってしまうんですよね。 そこで、不倫相手を選別するに当たっての選考基準てのを考えちゃった分けです... 続きをみる

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  • うだうだ独り言 1

    変な意味で俺は、浮気相手を選んで来てしまっていたんだと思う。 てか、浮気って、そもそもしちゃいけないんだよね。 それは十分に分かってるし、家内にも悪いとは思ってるんだ。 況してや、俺達の夫婦仲は大変に良好な関係で二十数年以上も続いて来ているし、今だに、時々ではあるが肉体関係?もある。 ん?夫婦間で... 続きをみる

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  • 一握の砂

    しっとりと 涙をすへる砂の玉 涙は重きものにしあるかな 命亡き砂のかなしさよ さらさらと 握れば指のあひだより落つ         石川啄木 一握の砂 より 砂とは、貝殻とか、石や岩の様ないわゆる岩石が風雨や波や自然現象に寄って細かく砕かれた物であって、そこに心とか意思や気持ちなどは全く存在しない... 続きをみる

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  • 風に揺れる

    君の肩が小さく震えている。 その肩を包み込んだ 重たげな黒髪が、 緩やかな曲線を揺らしながら 小刻みに煌めいて、 より一層、 儚げに見える横顔。 隠さずに、 拭いもしない雫の流れが 俺の罪の重さなのだろう。 それとも、 自分に向けた悔しさ 言葉にしない言い訳を 捨てているのかな こんな時には、 い... 続きをみる

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  • だらだらと 1

    そもそも愛してるのかな?と 自分に問い掛けてみても、こたえなんか導き出せはしなかったんだ。 だって、長年の肉体関係ってさ、相手の体に対してただならぬ愛着があるからね。 だからと言って、体だけを愛してるって分けじゃなくて、肉体関係を続けていられるのは、心って言うか、気持ちも繋がっていなきゃ長い年月を... 続きをみる

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  • そろそろかな

    出逢う人は選ぶ事は出来ないけど、出逢った人とどう係わるのかは自分の行動責任の範疇なんだよね。 つまり、私が貴方と出逢った事は、偶然や運命とか必然とかなんだか分からないんだけど、 それから先を繋ぎ止めていたのは私なんだし、貴方から何かを得ようと継続を願ったのも私の判断だったよね。 だから、目を背けな... 続きをみる

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  • ご指導ご鞭撻

    時々、浮気や不倫を書いてる事が許せない方からのダイレクトメッセージを頂きます。 どうやら、私の書いている不倫の内容が不快に感じられる様で、どうしても許せないとのご指摘をされておりまして。 幸せそうな家庭を持ちながら、その裏では年齢の離れた若い愛人がいて、普通ではない肉体関係を持っている。 そんなふ... 続きをみる

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  • コロナ事変 5

    「待っている。」は、 時間を引き算しながら、時の経過と共にやがては訪れて来る、その時間に近付いて行く気持ちの待ち遠しさがあるけど、 別れてしまえば、時間は足し算になってしまう。 別れた瞬間から、どんどんと自分に時間が積み重ねられ足されて行く。 戻らない、戻れない時間が足し算されて行ってしまう。 背... 続きをみる

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  • ショートショート 1

    いや、 ノーブラでもいいけど シートベルトはちゃんとして いや、 ミニスカートでもいいけど 脚は閉じてろよ いや、 酔っててもいいけど 寝ちまうなよ いや、 右手は伸ばしてもいいけど 触るだけだぞ いや、 口でもいいけど 出させるなよ いや、 そこまでやるなら 抱かせろよ

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  • 急ぎ雲

    青白い空を 西の茜から 逃げる様に疾走する急ぎ雲。 群れを成したり、 独りぼっちだったり、 家族だったり。 みんな、 なんでそんなに 急いでいるのかな? 高いビルの遥か向こうの高い空を 電柱だったり、看板だったり、 信号機だってありはしない空を みんな急いで流れて行く。 深い底をゆったりと泳ぐ ク... 続きをみる

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  • 俺達は親友なんかじゃなかった

    他人を傷付ける事を極端に嫌って、柔らかく温かな人柄だった友人が久し振りに会った時には、粗暴で気遣いの出来ないやんちゃな奴に変わり果てていた事がある。 本人は、俺は何も変わっていない。と話しているのをどう受け止めたら良いのかに皆が戸惑って、その場の空気が苦く切なくなり、誰一人としてそこには触れられな... 続きをみる

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  • 独りよがり

    闇の深い夜に、 救いたいと願う言葉を 幾重にも重ねて綴り、 貴女に送り続けていた。 ただ思うがままに、 元気づける無責任な言葉を なんの覚悟も持たずに 笑顔になるのを期待してた。 追い詰めていたのかな? 重荷になっていたのかな? 俺は、 理解なんてしてなかったよね? 押し付けられた優しさ程 逃げ場... 続きをみる

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  • 女子の怖さ

    最初に女の恐さを知ったのは、中学一年の夏だった。 小学時代の同級生に告白されて、断った。 小学生の頃は仲良く親しかった友達だったが、顔はお世辞にも可愛いくはなく、いわゆるブスと呼ばれる部類に属していた。 俺に取っての彼女の存在はあくまで、同じクラスの同級生で、気軽に好き勝手な事が話せる身近な女子で... 続きをみる

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  • 屁理屈

    100%の信頼感から来る近接した男女間の精神的な距離は、礼儀や遠慮などを一切省かれた、もう一人の自分とも思える親近感を持って相対しているものだったりする。 勿論、そこに感謝や喜怒哀楽の心情的な交流は存在しても、あえてそれまで省いていた感情を言葉にして、表情に現してまでの表現をする手段を選ぶのは、そ... 続きをみる

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  • 三美神

    両手を広げて天を仰ぎ見れば、 私の頭上には青空が満ち溢れている。 東風なのだろうか? 掌に心地好い風圧が絡み、 体が軽さを帯びて来る。 そして柔らかな風が 適度に遮られ 私の両腕には、 真っ白な翼が現れる。 どこからなのか、 遥か天の遠く彼方から 私を呼ぶ声が奏でられ、 心の底に木霊し始める。 何... 続きをみる

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  • 水墨画

    聞こえて来る筈の音が 部屋まで聞こえて来ない。 静寂な雪の音色に包まれている。 まるで真綿を敷き詰めた様な 暖かそうな景色には、 誰の足跡も残せない真っ白な拒絶と 全てを包み込んで自由を許さない 厳しさが見えていた。 窓の外に広がる水墨画の様な 色彩を失なった色調の景色。 それを静かに佇み眺めてい... 続きをみる

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  • いつもの夜に、

           会社から帰って、アパートのドアを開けると、真っ暗闇の部屋が私を拒むかの様に冷たく迎え入れる。 手探りで、スイッチを入れれば、朝の慌ただしさをそのままに残している景色が照らし出され、窓の外の明るさだけが失われた夜特有の匂いが漂っている。 LEDの妙にわざとらしい冷たい白い蛍光灯の光が照... 続きをみる

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  • 性癖の恐さ

    これは、俺がある人に宛てたダイレクトメッセージとして書き始めた物だったんだけど、途中から独り言の様なものに変化してしまったので、ここをゴミ箱として使わせて頂きますので悪しからず。 って、悪しからずらないよな、こんな行為は。 俺って、バカだよね。 こんなに可愛い女の子が、住所まで教えてくれて会いに来... 続きをみる

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  • 現彼女と次彼女

    我が儘を言ってくれる。 我が儘を言って来る。 ってのは、俺に対して遠慮が無く、気兼ねせずに自由に自分の要求を伝えられているって事で、ある意味では心を許しているって事であると言う反面で、それだけ不満を抱えてしまっているって事の現れでもあるんだろうと思う。 一方、言いたい事が、多分、沢山あるのだろうと... 続きをみる

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  • 笑顔の天秤

    覚えて居たくないのに 思い出になってしまうだろう瞬間が 繰り返され記憶に刻まれて行く。 君が笑っている。 はしゃいで、嬉しそう。 去年の今日も同じ様に チョコレートを片手に あの改札口からにこやかに 駆け寄って来て 嬉しそうに笑ってくれた。 バレンタインもクリスマスも、 誕生日も出逢いの記念日も、... 続きをみる

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  • お口直し

    暗い暗い裏路地ばっかり歩いて来てしまいましたので、ここらでお口直しの、毎度バカバカしいエッセイでも、、、 男と女が出会って、お互いに惹かれあって恋愛が始まるんだけど、最初の頃は恋心ってのがあって、盲目的に相手を好きになってるから、相手の何でも、どんな部分も好きで、許せるし受け入れられるよね。 だけ... 続きをみる

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  • 過ち-清算

    お願いだから、 泣いてくれ。 頼むから、 その無表情は止めてくれないか。 そんな感情のない無表情で、 こんな話しを聞かないでくれ。 俺が今、投げつけている言葉は、 そんな顔で受け止める 話しじゃない筈だ。 お願いだから泣いてくれ、 怒りを露に叫んでくれ、 そして、 構わず話しを遮ってくれ。 こんな... 続きをみる

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