お詫び申し上げます
拝啓ごめんなさい。 なんか無茶な投稿を繰り返しています。 ずっと、長い間投稿をする事から遠ざかってて 素敵なクリエーターさん達が理路整然としたお話を投稿されている作品を読む方に徹していました。 まっ、仕事的には、 この半導体不足の不況の煽りにあって、俺の勤めていた会社が通信関係の仕事だったので、肝... 続きをみる
指先の痛み
痛みに触れた指先から 伝わって来た君の躊躇い。 その涙の理由には 俺の覚悟と正面から 対峙できない 愁いの色が潜んでた。 手を携えて 共に苦しみ抜くには きっと今の俺には まだ何かが 足りないんだろうと思う。 感じ取れてしまった 信頼への迷いが 君の心の隅で 小さく弾けてる。 握り合うこの手の間に... 続きをみる
墓参り
駅前の花屋さんで 君の好きだった花を 思いつく限り寄せ集めたら ごっそりとした花束になったんだ。 街はずれの港町 レンガ倉庫の先を右に折れれば 急な坂道に 君の面影が迎えてくれる 道端の石に腰かけて一休み 幼いころ 君が見ていた港を見下ろせば 潮風に何故か懐かしさを 語り掛けられ 潮風に揺れる花束... 続きをみる
どっちがいいと思う
「どっちがいいと思う?」 嬉しそうに小首を傾げて 笑顔で訊ねてる時には、 もう俺の意見なんて求めてはいないんだよね。 その気になって あれやこれやを考えて 「どっちも似合うと思うんだけど、」 なんて返事を返せば、 なんだよ、結局のところは、 どっちでもなくて 「他の店もみてみようかな?」 無限の可... 続きをみる
その曲はまだ
その曲のイントロが流れ出した途端に 否応なしに去来する走馬灯から逃げ切れず、 手にしたタンバリンを膝で握り締めていた。 ダメだよ、 その曲を君が歌うのは止めて欲しい 嫌だよ、 君のその声で熱唱するのに俺は耐えられない 切なくて、 脳みそがバグって涙がちょちょ切れそうになってる 言ってなかったよね ... 続きをみる
真夜中の道化師
正に「青春」の一言に尽きると思う。 俺は地元の公立高校の受験に失敗して、滑り止めとして受けた、隣の東京にある私立の高校に通う事になってしまった。 なので、中学時代に付き合っていたSとは疎遠関係的な自然消滅で音沙汰がなくなってしまった。 まぁ、付き合い始めの頃の彼女は決して可愛い部類の女の子じゃなか... 続きをみる
道化の弱音 1
仲直り 背中合わせの体育座り 誰に語り掛けるでもなく 独り言のように呟いている 少し小声で早口なのは 後ろめたい言い訳を自覚して 聞き取りにくくしているんだ 多分、 口を尖らせ俯いてるのかな 丸まった背中の硬さに ちょっとした意地を感じるよ ちょっと、 怒っているのは俺にではなく そこには居ない ... 続きをみる
スマホの呪縛
食うに困った痩せ豚は一攫千金を狙って 地べたを嗅ぎまわりトリュフを探し回っております んなモン見つかるわけなかろ ねぇ、今何処にいるの? 7コール躊躇ってからスライドさせたスマホ 5秒間の静寂の向こう側から 消え入るような掠れた声が 行き交う雑踏にかき消されてた 胸を締め付けられるような 得も言わ... 続きをみる
蛙化現象
わたくしめ只今、絶賛無職中です。 精神的に風来坊で、ある意味で冒険者。 会社員って立場から突然の自由人になって 毎日を面白いような退屈なような不安定な 過ごしております。 なので、以前にも増して支離滅裂に拍車が 掛かってます。 長年君に語り続けていた「愛している。」が 噓になった瞬間に 君は瞳を潤... 続きをみる
ラーメン的な
ポテチで油だらけの指先で真新しいPCを ギトギトにしながら 身構える事なく、気楽な気分で 手を抜いてます。 「今って、付き合ってる人はいるんですか?」 いつも行列のできている駅前のラーメン屋に、 一人で一時間も並んで、やっとありついたラーメンが たいして美味しくなかった。って 話の流れの後でいきな... 続きをみる
あの笑顔
たまには路線を変更して、書けもしない失恋的なもんを想像してみました。 てか、はなっから俺は明るいお話しなんぞは書けてないじゃんね。 最後に大好きだった笑顔を見たかったんだ。 それくらいはしてくれてもいいよね。 だってこれを最初に切り出したのは 他の誰でもない君なのだからさ。 約束した積りはないけれ... 続きをみる
不釣合い
てかさ、PCのnoteって、 フォローしているクリエーターさんの記事を 第一画面でアップしてくれないんだね。 って言うか、いちいちクリックしなきゃ 表示してくれないのってどうなのよ。 スマホのサイトは、いきなりフォロワーさんの 新作記事を真っ先に表示してくれるから 読み逃しなく網羅できるんだけど、... 続きをみる