敗北者のブログ

長年生きて来たぢぢぃの独り言

2022年10月のブログ記事

  • 精霊の花火

    コロコロぷぺぽと 朱い小さな火の玉が 軸を巻き込み登ってくる。 ちょっとした不安と 期待が入り交じった 曖昧な眼差しで凝視する。 ぐるぐると転ろげながら ふつふつと ぷくぷくぷんぷん渦を巻く。 襟足の後れ髪が 僅かな風に揺れていたんだ。 じじじじの後に大人しくなり ふつふつした静寂を切り裂いて チ... 続きをみる

  • 18日のついった

    「ありがとう。」 日頃の会話の声よりも 半音上がった 嬉しさがブレンドされているソプラノ ほろほろとした無邪気な笑顔は 周りにいる人に喜びを伝染させ 弾んでいる心が 手に取る様に伝わって来る いつの間にか辺り一面が 暖かな優しさに包まれている 目の前で聞いている俺にまでその緊張感が伝わって来る お... 続きをみる

  • この頃のついった

    この店員さん、ちょっと面白い接客をするな、なんて、思って微笑んで、早速帰ったら教えて上げようと、ふと考えたら、そうか、そう言えば、もう居ないんだと笑顔が崩れて泣きそうになった。 大切で幸せな時間を無駄に過ごして、失って、誰も待ってはいない部屋に帰る夜道は暗くて余りにも静かだ ガシガシ腰動かしてくる... 続きをみる

  • 今日のついった

    心のいちばん弱い部分から滴り落ちた 淡いパステルピンクをした 生温い涙の様な雫が 彼女に対して俺が抱いている 恋心だと気付いたのは 彼女が怒りながら 振り向き様に向けてきた 潤んだ眼差しに映っている俺が 余りにも惨めだったからなんだ 俺の底知れぬ淋しさの雫を 垂らしている鈴口に 毒々しい黒にも似た... 続きをみる

  • ついった語録

    こんな窮屈な人間関係の中で ただここに居るだけの 狭量でつまらない俺が 人を許せないのは 悪い事だとは思わない 俺はいつまでも こんな下らないしがらみに 縛られていたくはないんだ だけど それを容赦する様な 残酷な優しさを 俺は持ちたくはないんだ 冷蔵庫の冷凍室を引き摺り出すと 夏の忘れ物がコロン... 続きをみる

  • 雨の休日 2

    なんでさ、 朝はそこそこ寒かったから それなりの厚着して出て来ちゃったら なになに? 南風? 鬱陶しい。 蒲公英 麗らかな陽射しの中で 一揺れのそよ風に 遊んでいたたんぽぽの綿毛が 悪戯に肩口をかすめて漂い 明るい空へと溶け込んで 舞い去って行った 掴もうと 手を伸ばしもしなかった俺は 吹いてもい... 続きをみる

  • 雨の休日

    のたりのたりと過ごす休日に たわいのない語句を ただただ羅列する これもまた たのしからず哉 初冬の華 いつの間にか降りだした 初春の淡雪が 手のひらにふわりと舞い降りて 見ている間に溶け出し 一粒の雫になって 俺の心から 零れ落ちて行った 本当はこの手の中で その儚さを 守りたかったんだ だけど... 続きをみる

  • この頃の僕は、

    先ずは、twitterのつぶやきを幾つか。 チャンスなんてのは 待ち構えていたって そう簡単に訪れやしないし、 都合良く巡っては来やしない。 覚悟なんてモノは、 そこらに落ちてやしないし いざ必要だと思って 慌てて探したって 見付かるモノでもないんだ。 だけどそいつらは 突然に訪れたりしやがるから... 続きをみる

  • 家内は、、、

    そもそも、こんな俺と結婚してしまうなんて事が尋常ではないんだな。 先ずは俺自身の説明をしましょうか。 見た目は全くもって冴えない醜男である。 100人の中で98位が99位レベルのひどい見た目と雰囲気を持つ個性派。 中学校時代にカバに良く似た醜男の同級生に仲良く肩を組まれて、「こいつよりもマシだぜ」... 続きをみる

  • えっと、、

    この時点で何処に着水したのかが確認できないような国防のありかたで良いのかな? もしもこれが核を搭載していた物で日本の国土に着弾をしていたら、今頃は数千万人に被害が及んでいるはず。 それでも我が国は、「厳重に講義する。」で済ませてしまうのだろうか?

  • 戦争の放棄

    非武装ではあるが決して中立的な立場ではない。 と言うよりも全面的に米国に依存している。 しかし、米は日よりも韓を重視し、日は韓とは連携しない。 米は日と韓のどちらかを選ぶとしたら、大陸に位置する韓を選ぶのは当然の選択である。 確かに、大東亞の経済的な連合を目指して勃発した戦争ではあったが、志し半ば... 続きをみる