敗北者のブログ

長年生きて来たぢぢぃの独り言

2021年11月のブログ記事

  • 家内はチビだ。

    家内はチビだ。 家内は、俺の三分の二の世界線で暮らしている。 家族四人分の洗濯を一度で済ます為に、10キロを洗える、縦方の洗濯機を買ったんだ。 チビの家内は洗濯槽の底まで手が届かなくて、靴下やハンカチなど小物類を取る事が出来ないんだ。 洗濯が終わると、洗濯機に飛び込む勢いで頭から洗濯槽に頭を突っ込... 続きをみる

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  • 転んだの。

    躓いて転んだ。 立ち上がれなかったんだよね、私は。 痛くて苦しくて、 そしてみじめでさ。 消えて失くなってしまいたかった。 誰も助けてくれないと感じていた。 誰からも無視をされて 相手がいなくなってしまった。 なんて言う 孤独感と言うよりも、 もっと、何もない空白の空間に たった独りの殻の闇に泳い... 続きをみる

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  • ご休憩

    昔から不思議に思っていた事がある。 ラブホのご休憩2時間の縛り。 短くないっすか? 例えば、 付き合い始めの彼女を初めて連れ込んだ場合。 お互いの意思決定がまだ曖昧な時期に、これでセックスをしちゃっても良いのかな? なんて多少の迷いがある様な不安を持ちつつ入った場合には、 もたつくよね? そんな時... 続きをみる

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  • 本屋さんが

    スマホのブックマークを開いて繰り返し読む本てないんだ。 やっぱり、処分に困りつつも本棚にいつまでも鎮座している紙の本の方が、手に取り易くて反芻するんだけどな。 街中の本屋さんがどんどんなくなって、棚の出会いがなくなると心の寄り道を失った様で淋しいな

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  • パねぇんだ

    駅前に車で迎えに行ったら いつもの様に 隣の席に乗るかと思いきや いきなり後ろに乗り込んで ワンボックスのカーテンを閉じる彼女 密室と言えば密室 とは言え駅前を歩く 多くの人からは フロント越しに丸見えなんだけど ごそごそとスカートを脱ぎ出した 彼女の欲情って半端ねぇんだ 彼女の欲情って半端ねぇん... 続きをみる

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  • 化け物

    寝転んでいる彼女の くびれたウエストラインに 左腕を突っ込んで抱え 巻き付ける様にホールドしながら 臍下に左耳を押し当てて、 長くて太めのすりこぎ棒で、 突き上げ続けていた。 何度も何度も 行き着く所まで達して 正気を失っている彼女の、 喧しく騒ぎ立てる 悲鳴や嗚咽に混じって、 腹の中を 無慈悲に... 続きをみる

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  • 猫と犬

    世の中には沢山の人々が生きて暮らしてる。 その人々は、その体の構造の違いによって、 ほぼ確実に男と女って言う性別に分類されるんだ。 いや、心の在り方や恋愛対象とは別にしてね。 玉と竿か乳と穴の2種類かで男か女に分類されちゃうよね。 で、男と女ってのは同じ人類で動物としては哺乳類の人科に属してるのか... 続きをみる

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  • サディスティックツィート

    自分の感情や思考で判断して勝手に俺のモノを含んで奉仕を始めるのは止めろ 俺の精子は俺の意思で出したい時に出したい所に出す お前はただの肉の穴として、いつでもどの穴でも使える様にスタンバイして傍にいればいいんだ 俺の性処理の道具としておもちゃとして使われるのを誓ったのなら そんな所から血を垂らしてる... 続きをみる

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  • オナホ

    イケない事はあっても勃たない事はなかった。 一度彼女の口の中に含まれてしまえば、俺は瞬く間に強張り元気に猛る事が出来たんだ。 勃ってしまえば、彼女は自由に股がり思うがままに自身の中に埋め込み、その使い途を楽しんでいた。 朝に晩に、勿論夜のベッドの中でも。 その切っ掛けと状況が整っている時ならば、何... 続きをみる

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  • 今夜は皆既月食。 彼女との待ち合わせ場所も決めたので 後は空模様が気になって 会社の西側の窓を開けた途端に 目に飛び込んで来た 今までに一度も見た事のない 感動的な夕焼け 加工無しでこの茜色は バエる

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  • あゆみ

    その人の名は、 俺は、25年振りに再会した昔の恋人の姿を見て、 一瞬でも「汚い」と思ってしまったんだ。 そんな俺を、ずっと俺自身が許せずにいるんだ。 俺の知らなかった、この30年間の空白の年月にあゆみがどれ程の苦難を乗り越えて、どれだけの辛さを味わって来たのかを考えもせずに、自分の自堕落な安穏とし... 続きをみる

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  • 缶ビール

    俺、なんかちょっと悔しいっす。 前回に投稿した「芋焼酎」 ほろ酔い気分の時に、ふと思い出した昔の情景を、気軽に気楽にポンポンと書き殴って、実にあっさりと書き上げた物だったんだ。 なにせ、酔っていたもので、タイトルなんかにも気を使わずに、目の前に置いてあった焼酎の瓶に貼ってあるラベルを見て、内容には... 続きをみる

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  • 芋焼酎

    感情を抑制できなくて、 何一つ衣を着せず 浴びせ掛けた無慈悲な言葉。 だけどそれは有りのままの 俺の気持ちそのもので、 感情が勝ってしまって 嘘や偽りなんかで 飾る余裕はなかった。 包み隠さずに真実を 俺の心にいつもあった 君への不満、思い、感情の塊 ここで吐き出し 伝えられなければ 君は 何度も... 続きをみる

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  • 白髪を憐れむ

    艶がなく纏まりのない乾いた栗色のショートヘアーが悲しくて堪らなかった。 あの頃。 お腹の上に股がって上からキスを迫って来る時には、汗ばんだ俺の顔に絡まって、決まって唇に纏わり付いて来た長い黒髪。 バイクで家まで送る時には、排ガスに曝されるのを嫌って、束ねてからジャケットの内側に仕舞い込んでメットを... 続きをみる

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  • Twitter語録

    ねぇ、私を本当に愛してるの? そんな質問をする女になんて 俺の彼女でいる資格などない。 私を好きに扱って 天国より上にある 女のあの世に連れて行って このイキ過ぎた体が大好物なんだ 屍の様にぐったりとした裸体を オナホの様に扱い 遠慮なく突き上げる快感 未来がないからと言って 愛さないわけには行か... 続きをみる

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  • 鈍色のリング

    当時の値段で 二千円もしなかったと記憶している。 あれは確か、 表参道の古びたアパート前の歩道に やる気のなさそうな ヒッピー風のお兄さんが、 黒い敷物の上に 安っぽいアクセサリーや ガラクタを並べて売っていたのを、 あゆみんが笑顔で手招きをしてまでして 俺をその場に座らせて 選ばせたリングだった... 続きをみる

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  • 瓶詰めの妖精 2

    小さな小瓶が手のひらにすっぽりと収まり、たかが青いガラス製の小瓶だと言うのに、中を覗いた瞬間に、そこにはまるで大海原が広がっているかの如くに果てしない無限の広がりを感じたのだった。 青一色に彩られた、奥行きのある小瓶の中には、まるで砂丘が広がっているかの様にも見えていた。 何処かノスタルジアを感じ... 続きをみる

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  • 枕の高さが

    枕の高さが合っていないんだ。 いや、高さではなく、高くなっている位置が違うんだ。 頭のてっぺんの方が高くて、首の方に向かって段々と低くなって行ってる。 これでは顎が引かれて頭が前のめりになってしまってる。 こうじゃないんだよな。 後頭部、そう、盆の窪辺りを高くしたいんだ。 だいたいこの枕は根性が無... 続きをみる

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  • 鎮欲

    今日の彼女は、いったいどうしたんだろうか。 中に入れた掌を拳に握る前に何度目かの絶頂に達してしまっていた。 俺はまだ、それほど激しく指を動かしてもいなければ、子宮口付近を刺激すらしていなかった。 指先を束ねてグリグリと押し込こもうとしながら、サクサクと訓煮を開始し始めていた矢先に、腰を突き上げて絶... 続きをみる

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  • 瓶詰めの妖精 1

    街中をぶらついていたら、ふと目に着いた雑貨屋があった。 そう言えば、いつも食卓の中央に置いてある一輪挿しが、大輪の花を飾ると見た目のバランスが悪そうで、実際にもおだまきや八重咲きのダリア等を飾ると倒れてしまいそうで不安だったんだ。 花を飾るのは、気持ちの安息を得る為なのに、妙に不安定でアンバランス... 続きをみる

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