敗北者のブログ

長年生きて来たぢぢぃの独り言

敗北者のブログの人気ブログ記事

  • たったそれだけの事

    お久し振りでございます。 春先とあって、色々と忙しぶってしまいがちな今日この頃。 年金と失業保険だけでは生きては行けぬ世の中を渡り歩かねばならぬ故、ジタバタしております。 大手企業のお偉いさん達の収入は物価上昇率よりも遥かに増えて行っている中で、下級平民の時給は一向に上がる気配も見せずに、衣食住の... 続きをみる

    nice! 3
  • 140粒

    先っぽを絞るような不規則な締め付けと裏筋が圧迫される快楽についつい我を忘れてゴツゴツと前歯が恥骨に当って痛みを感じる程に突き動かしていた ふと見下ろせば胃液にまみれた彼女が白目を剥いてしまってた 慌てて腰を引こうとしたら両手でお尻に抱き付いて自ら動き出す健気な彼女の姿が股間にあった 「さようなら」... 続きをみる

    nice! 7
  • 結婚ってなに?

    結婚してからもう30年以上も経っている。 夫婦仲は決して悪い方ではない。 って言うか、夫婦仲はかなり良い方だと俺は思ってる。 それが今現在互いに恋愛感情を持っているのかは別として、 感情的になっての喧嘩っての今までにしたことはないし、 別れようって思った事はお互いに一度もないんだ。 俺に限って言え... 続きをみる

    nice! 4
  • なんちゃって

    終わらせるのには、もう既に遅過ぎる年月を俺達は過ごしてしまっていた。 いつもとは違う、居心地の悪い違和感が漂う君の隣に、 いつもの様に当たり前に胡座をかいて座り、この場の雰囲気に合った 思い付く限りの適切な口火が切れる言葉を探していた。 重苦しくのし掛かる僅かばかりの時間でたちまち疲弊感に襲われ考... 続きをみる

    nice! 3
  • 書いてみた 2

    朝起きたら雪なんか積もってんの。 昨日はあんなに晴れてたのに。 「好きで好きで堪らないんです。」 突然の身に覚えのない告白に、その言葉の意味が理解できなかった。 今、彼女の言っている「好き」と言う言葉が余りにも唐突過ぎて、その単語が何を指しているのか、どんな物を堪らなく好きになってしまったのかが俺... 続きをみる

    nice! 2
  • 泣きなさい。

    堪える事なく今の有りのままを晒け出せますか? 気の済むまで泣いて居られる場所は、ありますか? 項垂れる心を預けられる胸は、ありますか? 流れ落ちる涙を拭ってくれる指は、頬の近くにありますか? 枯れた涙を労ってくれる温かさは、貴方の側にありますか? 今の貴方に必要なのは、思う存分に泣く事です。 実在... 続きをみる

    nice! 2
  • 140粒の色

    雪なのか雨なのか?得体の知れないスランプがどんよりとした空から降り注いでまして、文字を読む気にはなるけれど書く気にはなれないんですわ。 まっ、書く必要性などない身の上なんで全く困ってはいないのですが、常日頃から無意味で不気味な文字列を並べ立てては自己満足を得る儀式を崇拝する宗教の信者なもので、下ら... 続きをみる

    nice! 1
  • 溜め息讃歌

    膝をに視線を落とし 「運がわるかったのかな。」 項垂れて髪に隠された口元から 零れ堕ちた君の溜め息を 思わず手の平で受け止めた ずっしりとした溜め息の重さに たじろぐ自分の非力さを 思い知らされた 掛けるべき言葉を あれこれ、あっちこっち 探してみても こんなちっぽけな俺なんかじゃ そんな引き出し... 続きをみる

    nice! 3
  • 小さな器

    我が家の飼い猫のメロンは膝に乗って来る。 いや、俺は正座をしているのではなく、畳に座布団を敷いて胡座をかいているのだから、正確には膝の上ではなくふくらはぎとか太ももの上なのだが。 兎に角、休日の昼間や毎日の夕食後のちょっくらテレビなどのまったり寛ぎタイムにベッドに寄り掛かり休息を取っていると、必ず... 続きをみる

    nice! 3
  • 永遠

    寂しさの余り つい声に出して その名前を口にした。 誰も居ない砂浜に 染み込む波のざわめきにまみれて 自分のその声が 思いの外 耳に響いた。 街から流れくる微風は 背中を優しく撫でながら その名前を海へと運んだ。 まるで そこに彼女が居るかの様に、 もう一度その名を呟けば、 丸くなりかけの月に笑顔... 続きをみる

    nice! 1
  • カマイタチ

    「俺の心は今ここにはないから、 悔しくも悲しくも、 なんともないんだ。」 スマホを右手に持ち変えて 強がりを吐き捨てた。 「それじゃ、 これ切ったら連絡先とか 写真も全部消してよね。」 彼女の望んでる事は、 この俺の右手のスマホの中に あるのかな? 右手の手のひら一つに 収まり切っている思い出にな... 続きをみる

    nice! 1
  • 特級呪物

    ゆったりと巻かれたカシミヤのマフラーから覗く後れ毛が冷たい潮風に曝されてゆらゆらと靡いていた。 見ている俺の方が彼女の寒さを感じてしまい、ふっと、自然に出てしまった右手。 胸元の結び目の隙間を整えて、襟足のマフラーを立ち上げ、その序でに目の前にあったおでこにキスをした。 俺としては別段、取り立てて... 続きをみる

    nice! 1
  • Xの溜まり物

    そこは、笑顔で自分の感情を隠す所じゃないよ。 傷付いたんだからちゃんと自分らしく表現しなくちゃ、正しい本当の悲しみ方ができなくなっちゃうよ。 楽しい時の自然な笑顔が歪んじゃったら、俺は責任を取れないんだからね。 だから、一緒に泣こうよ。 性欲の激しさや性癖の趣向を具に暴露できる仲になるまでには、そ... 続きをみる

    nice! 3
  • エロツィート

    ついうっかりとうたた寝をしていたらしい 夢うつつからボンヤリと意識が戻りつつある瞬間ふと目を開けるとそこには常日頃から見馴れた彼女の開かれた陰部が鼻の先5センチに迫っていた。もう既にテラテラに潤いに満ちた無毛に手入れをされたそれは寝ぼけ眼の俺の顔面に温かくねっとりと押し付けられた 上唇を強く押し当... 続きをみる

    nice! 2
  • ピカチュウ

    自分で着けているマスクの柄って意外に覚えていない事ってありますよね。 娘が「外出する時には恥ずかしくて着けられない」と言って俺にくれた可愛いピカチュウ柄のマスク。 俺は車通勤だし、どうせ見知った連中しかいない会社なので仕事中に着用していたのだが、帰宅途中で家内からサーティワンに寄ってアイスクリーム... 続きをみる

  • 取り説

    自分のトリセツを書いてみよう。 某noteと言うサイト内の極一部分の方々の間で、今流行っている、表題にある自分の取り扱い説明書なるもののフォーマットに添って、安易に書いてみた。 目次 • 「強み」 • 「集団」 • 「コミュニケーション」 • 「欲」 • 「テリトリー」 「強み」 ①息を吸うように... 続きをみる

  • 婚姻届

    薄っぺらい茶色の紙。 そんな物が二人で生きて行く確約になるとでも思っているのかな? 確かに俺は、それに対して何の躊躇(ためらい)もなく、何の疑問も抱かずに署名と捺印が出来たけど。 そうする事で俺は、君を手に入れられたとは思っていなかったんだ。 俺が簡単にそうする事が出来たのは、それを君が望んだから... 続きをみる

    nice! 4
  • 結婚記念日

    昨日はなん十回目の結婚記念日でした。 思えば長々と夫婦をやって来たもんだと、自分でも感心してしまいますよ。 激しい言い争いや、何日間も口をきかないような喧嘩もなければ、危機的な状況に陥る事もなく、長くても2~3時間程度、家内が静かになる位で、その後は徐々にまた喧しい家内に戻って行くと言う様な夫婦関... 続きをみる

    nice! 6
  • Twitter語録

    ねぇ、私を本当に愛してるの? そんな質問をする女になんて 俺の彼女でいる資格などない。 私を好きに扱って 天国より上にある 女のあの世に連れて行って このイキ過ぎた体が大好物なんだ 屍の様にぐったりとした裸体を オナホの様に扱い 遠慮なく突き上げる快感 未来がないからと言って 愛さないわけには行か... 続きをみる

    nice! 3
  • 鎮欲

    今日の彼女は、いったいどうしたんだろうか。 中に入れた掌を拳に握る前に何度目かの絶頂に達してしまっていた。 俺はまだ、それほど激しく指を動かしてもいなければ、子宮口付近を刺激すらしていなかった。 指先を束ねてグリグリと押し込こもうとしながら、サクサクと訓煮を開始し始めていた矢先に、腰を突き上げて絶... 続きをみる

    nice! 2
  • 泣き虫だったなぁ

    結婚前のまだ婚約とかをしていなかった、まだ家内が単なる彼女でしかなかった頃。 今と変わらずにお喋りだったのだが、 更にたちの悪い事に泣き虫だった。 ちょっとした言葉尻の言い間違えをしただけなのに、直ぐに表情を曇らせてはピーピーと泣き出していた。 いやいや、可憐で可愛い女の子ならばともかくとして、 ... 続きをみる

    nice! 7
  • 薔薇の眠り

    静かで穏やかな時間が、 ゆっくりと流れている。 規則正しい 寝息を肩先に感じながら 彼女の旋毛に唇を添える。 フレグランスの残り香が 仄かに香り 愛おしさが込み上げてくる。 艶やかな黒髪に 指を梳いて 複雑に絡み合った 解れ髪をほどく。 柔らかな感触で すりすると滑らかに 指を擦り抜け 清らかな流... 続きをみる

    nice! 5
  • 汚れ花

    道路脇で花の姿を 保っている期間が 長い紫陽花は 雨の泥はねや 車の排気に曝されて 憐れな咲き姿で 揺れている 何故そんな姿になってまで 花びらを落とさずに 頑張るのだろうか そんな生き様が 誰かと重なって 浮かび上がる面影 悲しく汚れた 水色の紫陽花なんか 俺は見たくなかったんだ

    nice! 1