ついうっかりとうたた寝をしていたらしい

夢うつつからボンヤリと意識が戻りつつある瞬間ふと目を開けるとそこには常日頃から見馴れた彼女の開かれた陰部が鼻の先５センチに迫っていた。もう既にテラテラに潤いに満ちた無毛に手入れをされたそれは寝ぼけ眼の俺の顔面に温かくねっとりと押し付けられた

上唇を強く押し当てて剥き出しにしたそれを前歯で甘噛みにして逃げ場無くし固定する。硬くした舌先で往復ビンタを食らわし続けいこうがいくまいが関係ないんだそれは俺の気が済むまで許しはしないし口から放しはしない。

自由で何も隠さずに欲望を表せ合える肉体関係は抑える恥ずかしさの垣根もなく男と女の性欲の違いをお互いに理解しようとしてぶつけ合えるから長い付き合いになるけど

決して深い繋がりには成り得ないセフレ止まりなのかも知れない

夜が明け始めた頃の空気にまだ夜の残り香が

含まれている時間まで抜かずに繋がり続けた

隔週に一度しかない会瀬の終わりに互いの体液になるべく長くまみれて居たくて君の肉を味わい尽くしていた

ここで抜き果ててしまえばまた暫くは心にも体にも笑顔にも触れられなくなってしまうなんて余りにも辛過ぎる

何度もイキ疲れヘロヘロの体をシャワーで洗い上げベッドに横たえる

夢中になって苛め過ぎた部分は特に念入りに洗ったので潤いが失なわれてしまって粘膜が赤く充血し乾いた状態で可愛らしくパックリと開いてしまっている

甘い石鹸の香り漂うその部分にも顔以上に表情があるんだと今更気が付いたんだ

砂糖とミルクでコーヒーの味わいがガラリと変わる様に軽い囁きやとキスで甘味を加えてから始めて事が終わった後に包み込むように抱き締めたり柔らかく慈しみの愛撫のミルクを加える事でコーヒータイムは格段の違いがでる　　　　　のかも知れないね。

たった一枚の写真で涙が溢れ出し

たった一言で気持ちが掻き乱され

たった一瞥で心がときめいてしまい

たった数文字のラインに喜び

ほんの一瞬でときめいて

ほんの僅かな沈黙に打ちのめされて

ほんの些細な優しさに奪われてしまう

未練だらけの元思い人に仕掛けられた罠は深い泥沼への道しるべと知れ