わたくしめ只今、絶賛無職中です。
精神的に風来坊で、ある意味で冒険者。
会社員って立場から突然の自由人になって
毎日を面白いような退屈なような不安定な
過ごしております。
なので、以前にも増して支離滅裂に拍車が
掛かってます。

長年君に語り続けていた「愛している。」が
噓になった瞬間に
君は瞳を潤ませて「ありがとう。」と言って
一歩退いた。

抱き締めようとする手が届かなくなった
二人の一歩の距離は
たった今きっと、
永遠と言う名の別離になったのだろう。

お揃いのコンバースでワンオンワンで
打ち込んだスリーポイントシュート

綿あめでべたついた甘い唇に
むしゃぶりついたら
こんなのはキスじゃないって怒ってた。

突然に打ちあがった花火の音に驚いて
スローモーションで堕ちて行ったソフトクリームを
本気で悔しそうに地面を眺めてた。

何度も伝えて来た「愛してる。」は
夏には青く、秋には茜色、
冬には純白、春には桜のピンク
幾つもの季節を超える度に
その持ち色を増やしたのに。

俺の色、君の色を
色々二人で混ぜ合わせている内に
出来上がった柔らかく温かな色彩の絵の具

これから描き始めようとした景色は
パレットの上に散らかしたままで
筆を握る指を失ってしまった。

この「ありがとう。」の一歩は
きっと、今流行りの蛙化現象なんだね。

って終わらせ方なんですが、
えっと、

なにか？