敗北者のブログ

長年生きて来たぢぢぃの独り言

あら?フォー!




こんな下らない生き方をしていると、色々な物事の判断に迷う事が頻繁に出て来てしまうので、なんとなく常に何かに追われてさ迷っている気がするんだ。


スッキリと晴れ晴れした気持ちには、なかなかなれないでいるのが現状だな。


とは言え、常に思考力が正常に回転している分けではないので、ぼんやりとボヤボヤしている様な時には、判断に困っている自分の立場をすっかりと忘れて楽天的になってたりもするんだ。


俺の頭の中には、天使と悪魔がいる。

ん?天使はいるのかな?

悪い悪魔と下らない悪魔、良くない悪魔、つまらない悪魔、非情な悪魔。

悪魔しかいないじゃん!


で、今現在の心を悩ませているメインの題材は「ひろみちゃん」。


これに纏わる数々の悪魔が俺の思考回路を迷走している。


おいおい、あんな若くて可愛い愛人を本当に捨てちまっても良いのかい?

今なら、取り戻せるんだぜぃ。

お前の性癖を何でも素直に受け入れて、好き勝手にさせてくれてた女をどうして手離したんだい?

上手に転がせば、多少のお金も騙し取れたかも知れないのに、バカ正直に割り勘を貫き通した割には、お前は半端ない得をしてたくせに、それに気付かないふりをしやがってな。

自己満足かよ!


今からでも遅くはないから、さっさと謝って、やり直したらどうなんだい?


と、頭の中で悪魔がごちゃごちゃと囁いていやがるんだ。




でもなぁ、、、


ここのところの俺と言ったら、



ベッドに腰掛けてテレビを見ていたら、古女房がつかつかとやって来て、俺の方に顔を向けて足の間の床に座った。

へたっと、俺の太ももに頭を乗せてうつ伏せになり、「肩が凝った。」と。

まっ、いつもの「肩揉め」攻撃である。

ただテレビを見ているだけで手は空いているのだから、可愛い妻の肩を揉んで労りなさい。

と言う事なのだ。


お風呂や夕食の後片付けも終えて、就寝するまでのくつろぎの時間帯での日常的な出来事である。


まぁ、ご存じの方もいるとは思いますが、妻はやたらにお喋り。

そのまま肩を揉んでいては、俺に向かって喋り通しになってしまって、見ているテレビの内容が分からなくなってしまうんですよね。

特に連続物のストーリーとかは重要だったりしますので。

黙らせたいんですよ。


で、俺の膝の間で俺の方に向かって座っている妻の目の前にあるのは、

俺のアレ。


そんな分けで、肩を揉みながら、テレビを見ながら、ナニをされながらの1~2時間を過ごしたりするのが私達夫婦の時間だったりするんですよね。


時にはちゃんと真剣に肩を揉んでる時間がありぃ~の、それで疲れて来たら片手は柔らかいおっぱいを揉んで休憩しぃ~の。


妻は妻で、ただ口に入れてるだけで、肩を揉まれてる快感に浸ってるかと思いきや、突然にマジで舌を使ったりしてイカせようとして攻めて来たりして。

なにせ、長年やりなれたモノですから俺のツボは心得てますので、自由自在に弄ばれてしまう分けでして。

俺をイカせずに微妙なラインで焦らしている時には決まって、そのまま跨がられて妻の中に出したりして、、、


寝る時間になるまでそんな風に過ごしたりして。


もちろん、

眠くなれば、そのままベッドで寝れる分けでして。

でも結局、そうなった時にはテレビは見られないんですけどね。



そんなこんなの日常生活も、掛け替えのない幸せではあるのですが、

如何せん古女房。

小さくて丸っこくて抱き慣れてて、、、

愛着はあるのですが、何よりもお年なもので、、、

やっぱり、たまには違う肌触りが欲しくなるんですよね。


いやね、不特定多数のキャピキャピした若い女人を求めてると言う分けではないんですよ。



俺の中に居る悪魔ちゃんが、俺の過去ログを蒸し返して囁くのです。


「求められているのに、何故手離したんだい?


彼女の日常生活の中には、お前が当たり前に存在していて、お前と過ごせる時間を楽しみにしてくれていたのにな。」




一方では、

その「ひろみちゃん事件」に終止符を打とうと思わせる切っ掛けを与えてくれた影の女性がいたりするんです。


彼女は人生の荒波に揉まれて、悩んで、傷付いて、苦しんでいる女性でした。


彼女とは、ちょいとした切っ掛けで毎日の様にDMのやり取りをし始めて7~8カ月。


いつの間にやら、その辛さや苦しさ等を打ち明けて話してくれる様な関係になっていました。

が、いくらDMで気持ちが通じ合えたとしても、所詮DMはDMでしかない。

文字での繋がりになんて、なんの温もりも労りも存在しやしないんです。

おいそれと、簡単に会える距離でもなければ、彼女の精神的な負担などもあって、結局は会えず仕舞いで。


俺に何ができる分けでもないんだけど、寄り添って上げたかった。


誰かが側に居て、話を聞いたり、慰めたり、時には抱き締めて労って上げなくてはいけない女性なんだと思った。

一人で居させてはいけない女性なんだと感じてしまったんだ。


彼女も会いたいと願ってくれて、俺も会いたいと思ってた。



だがしかし、「ひろみ」との出会いを思い興してみれば、

立場、境遇など細かい部分は違うけれど。

悩み苦しみ傷付いている。

からの出発点には変わりはない。


俺との出会いで「ひろみ」は、変われたのだろうか?

確かに、

楽しそうにケラケラと良く笑う様にはなっていたんだ。


確か、出会った頃に俺は、「兎に角笑え!」と何度も何度も諭さなければ、とても暗い雰囲気の女性だった。


元来、明るく愉快な性格ではない彼女が、実際にそんなに良く笑う女性になれるなんて俺は思ってもいなかったんだ。


でも、ひろみは楽しそうに笑える様になってくれた。

顔に皺が増えるから、笑いたくない。

とか文句を言いながらも、嘘笑いではない笑顔を俺に見せ付けてくれていた。


それが、俺も嬉しくて、愛おしかったんだ。


この俺が、彼女をその笑顔にさせたんだ。

なんて烏滸がましくては言えやしないけれど、少なくとも俺と一緒にいる時の彼女は、出会った時の彼女から比べれば、確かに明るく楽しそうになってくれたんだ。

それだけは、俺は信じたいと思ってる。



だからと言って、

そのDMの彼女に俺が何かをして良い理由にはならないんだよな。



二人共に、アラフォー。

女性の寿命が80才ちょいと考えると、まだ半分が残ってるんだ。

まだまだこれから弾みを付けて、楽しく生きていかなければならない年齢なんだよね。

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