敗北者のブログ

長年生きて来たぢぢぃの独り言

とあるメール




午前2時過ぎ、

静かな部屋の中で、

枕の中から聞こえる呟きを

聞きながら

私はいつになったら

眠れるのだろう

なんて考えてる。


いつもなら、

私が布団を独り占めしてないか

気を使ったりしながら、

眠っている時間帯なんだろうな。


ちゃんと、いつもあなたには、

本当に気を使ってるんだからね。

だけど睡魔には勝てなくて

気持ち良くて

ついつい先に

眠ってしまっている事が多いかな、

普通は。




でも、

あれをしてくれた時の後には、

正体をなくして爆睡してるよね。


だって、だって、

体の芯から疲れ果てされるから。

幸せに溢れてて、

ギュッと抱き締められてて、

温もりに包まれてて。


時には、

あなたが、

疲れ切ってる私の中にいて、

あなたは、

まだ終わってないんだけど、

もう、どうしようもなく

意識が途切れ始めてて。


そんな安らぎに

包まれている時には、

堪らずに

そのまま記憶が翔んじゃうんだよ。


時には少しあなたが

重いって感じるんだけど、

凄くやすらいだ

自然な形で脚を開いていて。


それでも、

あなたの重さに安心しちゃって、

あなたがまだ私の中にいても、

心地よく意識がなくなるんだ。

不思議だよね。


気持ち良くない分けないんだよ。

動かれたら、

眠れるわけないんだけど

もうその時には、

扉が開き始めていて

あなたに突かれる度に

深い所に

吸い込まれて行っちゃう。


ただ、そうなる前のあなたに

たっぷりと壊されちゃってるから、

心地好い陶酔に浸っちゃってるのね。


十分に満足してるんだよ。




だけど、そんな夜は

いつもあなたの最後には

付き合えていないのが

凄く凄く残念で悔しいんだ。


だけど、あなたのしたい事は

ぐちゃぐちゃに壊れて

意識をなくした私の

汚れた無抵抗な体を

犯す様に抱きたいんだよね。


あなたの終わりを

中で感じたいのに。

あれの後にはいつも

そこに私はいないんだよね。


好きに使って貰ってるのを

自分で感じたいのに、

あなたの道具として

役に立ってる女なんだって

知りたいのにな。





そして、あれの後は無理

絶対に無理。

だって、

めちゃくちゃに疲れさせるんだもん。

もうダメ、もう無理って

言っているのに、

あなたったら止めてくれなくて

何がなんだか分からなくなって

しがみ着いたままで

いつの間にか

真っ白な中に引き込まれてるの。


気を失ってるのかな?


あなたに叩かれて

目を覚ますけど、

また直ぐにダメになっちゃう。




あなたって、時々、

無茶苦茶な求め方をするよね。


あれ、

大好き。






こんな夜は、

気が変になるまで、

絶え間無く

稲妻が何度も体を貫く

あの感覚が欲しくなる。


私が壊れてなくなるまで

燃え尽きさせて欲しい。

私の意識が飛ぶまで

めちゃめちゃに壊されたくて

仕方なくなるんだよ。





だから、

そんなになるまで、

私を追い詰めてくれるあなたが

堪らなく愛おしくて

切ないんだよ。



一人で淋しく

ベッドに潜り込んだこんな夜は

いくら自分でなだめても

どんなに何かに頼っても

眠れそうにない。



一人の夜中なんて、

いつもこんな感じだよ。

自分で疲れるまでしても

疲れて眠ったりはしないのね。



あなたがくれる

あの後の睡魔が

欲しくて欲しくて

あなたの名前を枕の中に叫んでる。



あなたに掴まれたいと叫ぶ

お腹の疼きを抑え切れない


あなた無しでは

眠れない夜。

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