敗北者のブログ

長年生きて来たぢぢぃの独り言

断った。




「ありがとう。でも、ごめん。」

応え方としては、最低最悪でなんの捻りもなければ、気遣いもない。


全くもって、自分の気持ちを素直に晒け出してしまっている無味無臭の無感動な応え方だった。


これでは、相手に対して興味がないのを表現してしまっただけではなく、求められている返事としての感情すら動かされていない事を明白にしてしまっている。


取って付けた様な、

「でも、ごめん。」なんて台詞には、謝意どころか、拒絶感や嫌悪感すら感じさせている事だろう。


そこに至るまでの相手の葛藤や勇気、緊張や恥ずかしさを全くもって考慮せずに、寧ろ迷惑にすら思っているかの様な返事だった。


人間味が感じられない、無機質な応え。


逆に捉えるとしたら、

敢えてそうした応え方のほうが、突き放す形で未練が残らなくて良いのかも知れないのだ。


変に期待を持たせるよりも、あなたには興味が全く有りません。と明らかな態度を示す事で、その場での解決が成されれば、その後の立ち直りも速いのかも知れない。


などと、自分を正当化したりしてみたりする。

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