敗北者のブログ

長年生きて来たぢぢぃの独り言

スマホのブログ記事

スマホ(ムラゴンブログ全体)
  • LINE

    午前2時 LINEの着信音に 思わずスマホを手にする あの人からの着信に 何故か胸が高鳴った あれ? 何で私、 こんなに嬉しいんだろう もしかして ときめいてしまってるの? スライドした画面には たった一行の書き出し表示には 「ごめん、こんな時間に」 の文字までしか表示されない まだ起きているのか... 続きをみる

  • 淋しいよ。

    「淋しいよ」声が聞こえた気がした。 それでも、話しをしている彼女の口から語られているのは、たわいのないいつものショッピングに出掛けた時の話し。 気に入ったスカートを見付けて、店員さんとの会話がちぐはぐだったとか、値段が高い割には、素材が良くなかったとか。 数日前の夕食に食べたパスタの麺が固かったと... 続きをみる

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  • 後悔の始まり。

    それから、どれだけの時間が過ぎたのだろうか。 スマホの画面に明かるくなって、通話終了の絵柄が表示され、やがて真っ暗な闇が訪れた。 ぼんやりとした部屋の灯りの中に、時計の音だけが静かに単調に降り注いでいる。 脳裏には、目の前で目を擦っている彼女の姿が、手を伸ばせば触れられるように浮かんでしまっている... 続きをみる

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  • 馬鹿な約束

    思わず瞼を閉じて その声に耳を傾けた。 速まる鼓動に、 その言葉は掻き消された。 「さよなら。」 耳に押し付けた携帯の奥底に ゆっくりと沈み静寂が訪れる。 やっと絞り出したかすれた声で ただ一言 「うん」と、 応えるしかなかった。 固く閉じた瞼の奥の走馬灯は、 全て笑顔なのに 震える指先は何も躊躇... 続きをみる

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  • これで、、、

    瞼を閉じてその声に耳を傾ける。 速まる鼓動に掻き消されたさよならは 携帯の奥底にゆっくりと沈み 静寂が訪れる。 やっと絞り出したかすれた声で ただ一言 うん と応えるしかなかった。 瞳の奥の走馬灯は全て笑顔なのに 震える指先は何も躊躇わずに 画面をスライドさせた。

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