敗北者のブログ

長年生きて来たぢぢぃの独り言

美紗絵のブログ記事

美紗絵(ムラゴンブログ全体)
  • 書いてみた 2

    朝起きたら雪なんか積もってんの。 昨日はあんなに晴れてたのに。 「好きで好きで堪らないんです。」 突然の身に覚えのない告白に、その言葉の意味が理解できなかった。 今、彼女の言っている「好き」と言う言葉が余りにも唐突過ぎて、その単語が何を指しているのか、どんな物を堪らなく好きになってしまったのかが俺... 続きをみる

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  • なんの積もりで書いたの?

    その人の美しさは、まるで写実主義の高名な画家が理想とする美人像を空想して描いたような美しさだった。 と言うよりも、その想像上の世界で二次元的にキャンバスに描かれた絵画が現実の立体女性として目の前のしかも手の届く位置に立っている事が信じられなかった。 その人はもはや女性と言うよりも、女性美を具現化し... 続きをみる

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  • サキュバス

    マンションの入り口までは、色々な物事を考えていた様な気もしていたし、或いは、これから何をするのか、俺はどうして拉致られているのか等は全く何一つ考えずにすたすたと引っ張られて来てしまった様な気もしていた。 入り口の前に到着してみたら、腰を後ろに反らさなければ天辺が見えないほどの高さのある、高層マンシ... 続きをみる

  • 美紗絵との出会い

    はっきり言って、めんどくさいです。 特に意味もなくストーリーもありません。 ふと思い出した過去の自分の記憶を繋ぎ合わせて、ただ長いだけの駄文にした自分史ですので、うかつに読んでしまうと不快に感じるかも知れませんが、責任は取れませんので宜しく。 いつからか俺は、一つ一つの言葉を丁寧に選ばなくなってし... 続きをみる

  • えっと、

    白くボヤけた青空に それはまるで幼い子供が いたずら書きで描いた様な 千切れたはぐれ雲が雑に並んで ポッかりと浮かんでる。 昼下がりの青空が眩しくて、 ちょっと苛立ってたんだ。 寝転んで膝枕 おっぱいの膨らみ越しの顎のライン くすぐる様に髪が揺れている 言い合って喧嘩して 仲直りもしていないのに ... 続きをみる

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  • チャエとのエピ

    マンションのドアを開けると、 玄関のタイル張りの床に、きっちりと正座をしてひれ伏す様な格好で、三つ指を着き頭を床に着けている彼女がいた。 「お帰りなさい、ご主人様。」 俺の方を見る事なく、艶のある綺麗な背筋を真っ直ぐに伸ばした状態で床に頭を着けたままで言葉を発していた。 長い黒髪をお団子に丸めた塊... 続きをみる

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  • 暴力的美の笑顔

    なんて美しく整った 笑顔なんだろうか。 綺麗に並んだ粒揃いの白い歯が、 まるで白磁の造り物の様に 並んでる。 その輝く白さに見事に調和する、 濃く鮮やかな深紅の口紅。 顔の中央にはツンと 誇り高き鼻筋が通り、 その始まりに結ばれる目頭には 潤いを纏った愁いのある翳りが、 瞳の輝きを飾っていた。 頬... 続きをみる

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