敗北者のブログ

長年生きて来たぢぢぃの独り言

家内はお喋りだ




家内はお喋りだ

側にいる時には常に何か話してる

日常の他愛ない出来事

どうでもいい内容の話しなんだけど

楽しそうに時には嬉しそうに

俺の毎日は

家内の明るさに助けられてるんだ





家内はお喋りだ

家に帰ると、お帰りから始まり

暫くの間は側にくっついて歩きながら

今日の出来事を語っている

それを毎日見ている娘が

呆れた顔をして

この血を引いてると思うと

ちょっと恐いわと

嘆いていた




家内はお喋りだ

セックスを始める寸前まで喋っている

てか、

体位を変えるふとした瞬間にも喋り出す

だから逆に

喋らない時には満足した証拠になるんだ




家内はお喋りだ

眠りに着く寸前まで喋ってる

突然に静かになったと思ったら

寝息を立てて眠ってる

なので

俺は家内より先に眠った事はないんだ




家内はお喋りだ

俺が真剣にテレビを観ていても

隣に来て喋り出す

なので

俺がテレビに集中したい時には

家内には咥えていて貰う様にしている

だけど時々

勝手に股がって来たりもするので

結局はテレビは視られなかったりしてるんた




家内はお喋りだ

なので

俺は子供が出来て

相手をしてくれる様になったので

少し楽になったんだ

家庭って大切なんだ




家内はお喋りだ

どうでもいい日常の

出来事を話している合間に

ふと重要な伝達事項を

サラッと喋っていたりする

それ、何度も話ししたじゃん。

と言われても

家内のお喋りは

もはや俺のBGMなんだよな




家内はお喋りだ

なので

機嫌の悪い時は直ぐに分かるんだ

軽く斜めの時には

愚痴気味に話しているが

本気の時には無口になるんだ

まぁ滅多にないんだけど

静かな家内はちょっと恐いんだ




家内はお喋りだ

スーパーで一緒に買い物をしている時にも常に俺に話し掛けている

けど

時々俺が離れてしまっている時にも一人で喋ってたりしてる

傍目で見てると変なオバサンなんだろうな

なんて思ったりしてる




家内はお喋りだ

そんな家内と長年一緒に連れ添えてる俺も

多分

相当に変なオジサンなんだろうなとは自覚している

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