敗北者のブログ

長年生きて来たぢぢぃの独り言

てへ。


今日は一日中

迷いに迷い

足を棒にして

何軒もの店をはしごした

呆れながらも

(それが一番似合ってるよ。)

の一言が言えなくて


それでも

悩んでいる姿とは裏腹に

迷いを楽しんでいるかのように

今日一日中輝いた笑顔をしていた。


結局は、

あんなに迷い悩んだ挙げ句

何も買えなかったくせに

「今日は凄く楽しかった、ありがとね。」

の一言が本心なのが伝わって来る。



だから、

本当は疲れ果てて辟易してたけど

「また明日も付き合うから、

今日と同じ場所、同じ時間でね。」

て、返してみたら。


「うん、分かった。」

今日イチ明るい笑顔を浮かべながら

ぴょんぴょん跳び跳ねて喜んで

「約束だからね。」

て、手を掴んで強引に小指を絡ませて

指切りをさせられた。


内心、

「また、こんなのに付き合わされるのか。」

顔には出さないように気を付けて

今日の精一杯を笑顔にして見せた。


俺が勝手に選んだプレゼントを渡すよりも、

彼女が本当に欲しい物を上げたくて、

「自分で選んでいいよ。」なんて

うかつに言ってしまったから、


24日の夕暮れ時に、

ちょっとおしゃれなレストランとかで

「はい、これ、クリスマスプレゼント。」

なんて言って渡してしまえば

それだけで「義務」は果たせたのに。


結局は、

プレゼントとしてスマートに

渡されるよりも

一緒に迷って悩んで歩き回っている

時間の方が、

もしかしたら、彼女に取っては

楽しいクリスマスプレゼントに

なっているのかな?



なんてね。

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