敗北者のブログ

長年生きて来たぢぢぃの独り言

意味不明のブログ記事

意味不明(ムラゴンブログ全体)
  • 落書き 2

    はらたいらさんに500点。 「もしかして、俺の事好きでしょ。」 明日になればきっと開花するであろう蕾が 陽光の降り注ぐ花壇の中で 幾つもの咲き誇った花々に雑じって 風に揺らいでた。 「あっ、良かった。 気づいてくれてたんだね。」 公園の花壇の前にしゃがみ込んで草花に 諦めを落とし込むような静かな口... 続きをみる

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  • 18日のついった

    「ありがとう。」 日頃の会話の声よりも 半音上がった 嬉しさがブレンドされているソプラノ ほろほろとした無邪気な笑顔は 周りにいる人に喜びを伝染させ 弾んでいる心が 手に取る様に伝わって来る いつの間にか辺り一面が 暖かな優しさに包まれている 目の前で聞いている俺にまでその緊張感が伝わって来る お... 続きをみる

  • 今日のついった

    心のいちばん弱い部分から滴り落ちた 淡いパステルピンクをした 生温い涙の様な雫が 彼女に対して俺が抱いている 恋心だと気付いたのは 彼女が怒りながら 振り向き様に向けてきた 潤んだ眼差しに映っている俺が 余りにも惨めだったからなんだ 俺の底知れぬ淋しさの雫を 垂らしている鈴口に 毒々しい黒にも似た... 続きをみる

  • 雨の休日 2

    なんでさ、 朝はそこそこ寒かったから それなりの厚着して出て来ちゃったら なになに? 南風? 鬱陶しい。 蒲公英 麗らかな陽射しの中で 一揺れのそよ風に 遊んでいたたんぽぽの綿毛が 悪戯に肩口をかすめて漂い 明るい空へと溶け込んで 舞い去って行った 掴もうと 手を伸ばしもしなかった俺は 吹いてもい... 続きをみる

  • 持論暴論恋愛論

    なんとなく不自然な気がしていたんだ。 「貴方はこんな女を好きになる筈」を想像して演じているアクトレス。 即座に「ごめんなさい。」が言い出せる低姿勢は、余りにも彼女らしくない媚びた偽りの姿。 本性は乳房の内に隠し持ち、柔らかく豊かな丸み味で見事にカモフラージュされている。 それを承知していながらも、... 続きをみる

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  • 転んだの。

    躓いて転んだ。 立ち上がれなかったんだよね、私は。 痛くて苦しくて、 そしてみじめでさ。 消えて失くなってしまいたかった。 誰も助けてくれないと感じていた。 誰からも無視をされて 相手がいなくなってしまった。 なんて言う 孤独感と言うよりも、 もっと、何もない空白の空間に たった独りの殻の闇に泳い... 続きをみる

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  • 羅列詩 2

    弱すぎる己れの心を殴った拳 蒼痣の痛みに耐えながら スマホの連絡先を 消そうとしたのに 開いたアイコンが 微笑み掛けやがる。 途端に瞳の表面に 涙らしき熱い揺らぎ 俺はどうして こんなに弱虫なのか 言い訳を探してる真夜中に 余りにも苛立たしく 月が笑ってる まだ生温い南風が 酷く痛かった。 大きな... 続きをみる

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  • 羅列詩 1

    綺麗な形のクモの巣に 朝陽が織り成す キラキラと輝く 雨粒のダイヤモンド 濡れた路面に貼り付いている まだ青い落ち葉を数える様に 二人でならんで歩いた 朝の意味をぼやけた頭で 反芻して 手を繋いでいたのを忘れ 言葉が濡れた そんな事はないんだと 否定を口に出せずに ただ「うん」とだけの返事に 立ち... 続きをみる

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